名古屋市の武田テバオーシャンアリーナで24日行われた木村翔(青木)vs田中恒成(畑中)のWBO世界フライ級タイトルマッチが米国など海外のメディアから称賛されている。試合は挑戦者の田中が2-0判定勝ちでワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=現WBO世界ライト級王者)と並ぶプロ12戦目での3階級制覇に成功した。
人気サイトの一つ、バッドレフトフック・ドットコムは両者のアグレッシブさと手数の多さをを力説。「試合のどの場面をランダムで見ても、すごいファイトであることを実感できる」と絶賛し、年間最高試合の有力候補とも記した。
記事にはCBCテレビの試合映像(海外向けに日本語実況はなし)が添付され「ファンはぜひ鑑賞してほしい」と呼びかける。そして「田中vsクリストファー・ロサレス、田中vs比嘉大吾が見たい」と結ぶ。
また有力サイトのボクシングシーン・ドットコムは「完璧なウォー(戦争)だった」と見出しで記述。2人の激闘を称えた。
アジアではフィリピンのフィル・ボクシング・ドットコムが報道。ロマチェンコとのタイ記録に触れながら、23歳の3階級制覇はトニー・カンゾネリ(米)、ウィルフレド・ベニテス(プエルトリコ)に続く史上3番目に若い偉業だと伝えた。