12月1日ロサンゼルスのステープルズ・センターで挙行されるWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンタイ・ワイルダー(米)vs挑戦者タイソン・ヒューリー(英)のアンダーカードが発表された。
セミ格ではIBF&WBA世界S・ウェルター級統一王者ジャレット・ハード(英)がジェイソン・ウィルボーン(英)と防衛戦を行う。
ハードは4月、エリスランディ・ララ(キューバ)との接戦を制してベルトを統一。しかし試合で回旋筋腱板を負傷。手術したためリング復帰に時間を要していた。
挑戦者のウィルボーンは英連邦王者で、これまで24勝7KO6敗。主要4団体の15位以内にはランクされていない。
またワイルダーと激闘を演じたルイス・オルティス(キューバ=WBCヘビー級2位)がベテランのトラビス・カウフマン(米)と10回戦。オルティス(29勝25KO1敗)は7月、同センターで2回KO勝ちを収めており連続登場となる。
同じくヘビー級で英国期待のジョー・ジョイスがジョー・ハンクス(米)と10回戦。リオデジャネイロ五輪銀メダリストのジョイスはこれまで6勝6KO無敗。
以上メインを含めた4試合がイベントを全米に中継するショータイムによりPPV放映される。また京口紘人(ワタナベ)が返上して空位のIBFミニマム級王座を、マーク・アンソニー・バリガ(フィリピン)とカルロス・リコナ(メキシコ=米)が争う。