■OPBF・S・フェザー級王者の三代大訓(ワタナベ=写真左)が3月27日、後楽園ホール「DANGAN221」で元WBOアジアパシフィック王者の渡邉卓也(青木=同右)と防衛戦を行う。三代(6勝2KO1分)は昨年10月、日本王者の末吉大(帝拳)を引き分けて初防衛に成功。今回がV2戦となる。
渡邉(35勝20KO8敗1分)は16年大みそか、OPBF王者だった伊藤雅雪(伴流)と2冠をかけて戦って以来、7戦ぶりの国内リング。勢いのある新鋭と、経験豊富なベテランによる好カードだ。
■元WBA世界S・ミドル級王者ジョージ・グローブス(30歳=英)が自身のSNSで引退を表明。「昨年第2子が生まれ、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に敗れたあと、ファイトへの情熱を失った」と発信した。今後は家族と過ごす時間を増やすという。
グローブスは同胞のカール・フロッチと激闘を演じるなど、3度の世界挑戦に失敗。17年5月、フェドール・チュディノフ(ロシア)を下して悲願の世界タイトルを獲得した。昨年9月、WBSS決勝でカラム・スミス(英)に7回KO負けした試合がラストファイトに。28勝20KO4敗。