10日(日本時間11日)米フレズノのメインイベント、WBC世界S・ライト級タイトルマッチは、レギュラー王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)が挑戦者14位ホセ・セペダ(米)に2-0判定勝ち。2度目の防衛に成功した。
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ラミレス(左)は決め手を欠きながら判定勝ち
スコアは116-112、115-113、114-114。辛勝ながら24勝16KOと全勝をキープしたラミレスは「セペダはタフでスマートなサウスポーだった。彼はよく距離をキープしていた。ただ、11、12ラウンドは私が効果的なパンチで獲得したと思う」と苦戦を認めながらも勝利をアピールした。
セペダは15年7月、テリー・フラナガン(英)とのWBOライト級王座決定戦で、負傷による2回終了棄権負け。2度目の世界戦も実らず30勝25O2敗。トップランクのボブ・アラム氏はセペダの健闘をたたえながらも116-112でラミレスの勝利を支持した。Photo/SUMIO YAMADA
■S・ライト級世界王者
WBA キリル・レリク(ベラルーシ=V1)
WBCダイヤモンド レジス・プログレイス(米=V1)
WBC正規 ホセ・カルロス・ラミレス(米=V2)
IBF イバン・バランチェク(ベラルーシ)
WBO モーリス・フッカー(米=V1)
※レリク、プログレイス、バランチェクはWBSS参戦中