OPBF女子ミニマム級王者の塙英理加(28歳=UNITED)が20日付けで日本ボクシングコミッションに引退届を提出した。JBCが21日明らかにした。
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2度の世界挑戦は実らなかった塙
塙は先週末16日(日本時間17日)、メキシコでWBC女子L・フライ級王者イセニア・ゴメス(メキシコ)に挑戦して2-0判定で惜しくも敗れたばかり。戦績は10勝4KO4敗。
塙はJBCに提出した書面で、今回の試合でKOを狙いながらダウンを奪えず負けたこと、短期間に2度の世界タイトルマッチに出場しながらチャンスをものにできなかったこと─を引退の理由にあげ、関係者に感謝の言葉を飛べた。
また、JBCは日本女子フェザー級王者の藤原芽子(真正)が19日付けで王座を返上したことも発表した。藤原はOPBF同級王座も保持している。