明日20日(日本時間21日)ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで挙行されるWBO世界ウェルター級タイトルマッチの計量が19日行われ、王者テレンス・クロフォード(米)が146.4ポンド(66.41キロ)、挑戦者2位アミール・カーン(英)が146.6ポンド(66.50キロ)をマークしリミット147ポンドを合格した。
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これがV2戦のクロフォード(左)と挑戦者カーン
WBOライト級、S・ライト級王者から3階級制覇を達成したクロフォードは2度目の防衛戦。今後統一戦やビッグマッチが噂される中、名の浸透したベテラン、カーンを迎える。テクニシャン同士の一戦はワシル・ロマチェンコと最強ランキングトップを争うクロフォードのパフォーマンスが注目される。賭け率は18-1と大きく王者有利を出ている。
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ロペス(左)とタットリも好カードだ
前座では主催のトップランク社の精鋭たちがズラリ登場。ライト級12回戦ではWBC、WBAとも4位に上昇したテオフィモ・ロペス(米)が前欧州王者エディス・タットリ(フィンランド)と対戦。リオデジャネイロ五輪銀メダリストのシャクール・スティーブンソン(米)が伊藤雅雪と対戦したクリストファー・ディアス(プエルトリコ)とフェザー級10回戦。
また復帰したライト級プロスペクト、フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)が12年に日本で内山高志にTKO負けしたブライアン・バスケス・バスケス(コスタリカ)と10回戦を行う。
試合の模様は日本時間あす21日午前11時からWOWOWで先行ライブ配信される。Photos by Mikey Williams / Top Rank