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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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9.1井岡一翔の防衛戦は無観客試合に変更 TBSが全国生中継

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 WBO世界S・フライ級チャンピオンの井岡一翔(志成)が9月1日に大田区総合体育館で予定している挑戦者2位フランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)とのV3戦が当初予定していた客入れ興行から無観客試合に変更になった。志成ジムが19日発表した。

井岡一翔=昨年大みそかの試合から

 東京都に発令された緊急事態宣言が9月12日まで延長されたことに伴う決定。これによりチケット販売は中止となった。試合の模様は1日午後9時からTBS系列で全国に生中継される。

 男子の世界タイトルマッチは9月1日の井岡の世界戦のほか、翌週10日に京都市体育館でWBC世界L・フライ級王者の寺地拳四朗(BMB)が矢吹正道(緑)と9度目の防衛戦が発表済み。


COVID-19 forces WBO champ Ioka’s Sept. 1 title defense to be held behind closed doors

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World Boxing Organization super flyweight champion Kazuto Ioka’s title defense against second-ranked Francisco Rodriguez Jr. of Mexico on Sept. 1 at Tokyo’s Ota-City General Gymnasium will be held behind closed doors due to the Japanese government’s recent decision to extend the COVID-19 state of emergency covering Tokyo and five other areas to Sept. 12 beyond the previous end date of Aug. 31, Shisei Boxing Gym to which Ioka belongs said on Aug. 19.

The mandatory title defense will be the 32-year-old Ioka’s third defense of the title he captured in June 2019.

Thus, the sale of the tickets for the scheduled 12-rounder was ceased. But the fight will be televised live by the Tokyo Broadcasting System Television (TBS) nationwide from 9 p.m.

Ioka, who has won world titles in four different weight categories as the only Japanese to do so, has a 26-2 win-loss tally with 15 KOs. Rodriguez, 29, has a record of 34 wins, including 24 knockouts, against four losses and a draw. He has been continuing 15 straight wins.

カネロの最低補償額は44億円超え 11.6プラントとS・ミドル級4団体統一戦合意

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 9月18日ラスベガスで対戦が有力だったサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真右)vs.カレブ・プラント(米=同左)が11月6日に挙行される運びとなった。試合はカネロが保持するWBAスーパー&WBC&WBO統一S・ミドル級王座とプラントのIBF同級王座が争われる。19日、ESPNが第一報を伝え、カネロが自身のソーシャルメディアで同様の発信をした。

 アルバレスvs.プラントは契約締結寸前だったが、プラントのプロモーター、PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)がフリーエージェントのカネロにパッケージ契約を提示したことで、ひとまず消滅していた。カネロは同じ9月18日、WBA・L・ヘビー級スーパー王者ディミトリ・ビボル(ロシア)と対戦する話があったが交渉は成立しなかった。

 昨年フリーエージェントとなったカネロは最近3試合をエディ・ハーン氏率いるマッチルーム・ボクシングとスポーツ映像配信のDAZNの下で行った。プラント戦はPBCとカネロ・プロモーションズの共同プロモーションとなる。

 ESPNによるとカネロの報酬は4000万ドル(約44億円)以上プラス、メキシコのテレビ放映料とスポンサー収入。プラントは1000万ドル(約11億円)が保証されているという。

9.18内藤律樹のOPBF・S・ライト級防衛戦中止 延期の方向で調整

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 DANGANは9月18日に後楽園ホール「DANGAN243」のメインで予定していたOPBF・S・ライト級王者、内藤律樹(E&Jカシアス)と元日本同級王者で挑戦者11位、麻生興一(三迫)のタイトルマッチを中止すると発表した。

 DANGANによるとkろえが5度目の防衛戦となる内藤が新型コロナウイルスに感染したことが理由。内藤は発熱により医療機関でPCR検査を受け、17日に陽性が判明。現在、症状はないものの保健所の指示によりホテルで療養しているという。今回の試合は中止となるが、内藤の回復を待って再スケジュールする方向。

日本S・ウェルター級王者の松永宏信 &“逆輸入ボクサー”坂井祥紀 あすメキシコ出陣

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 20日(日本時間21日)、メキシコ・プエブラのリングで試合を行う日本S・ウェルター級王者の松永宏信と日本ウェルター級6位の坂井祥紀(ともに横浜光)が前日計量に臨み、ともにクリア。しかし急な対戦相手の変更もあったり波乱含みだ。

松永(右)とトアラは70.4キロ契約8回戦

 70.4キロ契約8回戦に出場する松永(18勝11KO1敗)は本番の3日前に対戦相手が当初のガルベイからイシドロ・トアラ(メキシコ)に変更となった。トアラは29歳のオーソドックスで12勝5KO10敗1分の戦績。

 一方メイン(67.5キロ契約10回戦)でダリオ・ファーマン(18勝15KO9敗)と対戦する坂井(25勝13KO12敗2分)は、ファーマンが計量で体重超過。再設定された当日計量をファーマンがパスすれば試合は行われるという。

メインに出場の坂井(右)。対戦相手のファーマンは明日の出場が心配

 プロデビュー以来9年半メキシコで戦いリング外のハプニングにも経験豊富な坂井が動じるものではないと思うが、あすは現地のファンに久々の雄姿をアピールする舞台であるだけに、ファーマンに無事に試合リングに立ってもらいたいところだ。

 今回からA-SIGNはYouTubeメンバーシップ(月額790円)を始めており、現地の様子などをリアルタイムで共有することができる。なお、現地のMXプロモーションと共催となるあすの試合は「ファイト」で配信される。FITE TV https://www.fite.tv/watch/choque-de-titanes-mexico-vs-japon/2p9vx/

パッキャオがウェルター級にこだわる理由 デラホーヤ戦から13年

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 ミスマッチと言われたオスカー・デラホーヤ戦。思えばこれがパッキャオのウェルター級第1戦だった。ご存じの通り結果は、小が大を制しパッキャオがマンガのように勝つのだが、あれから12年以上ここで戦っている。階級の壁を超えてからもパッキャオの強さを支えてきたものとは――。《ボクシングビート9月号より》

パッキャオ(左)とデラホーヤは2008年12月に対戦した

 デビッド・ディアスを倒してライト級王者に就いたパッキャオとオスカー・デラホーヤの試合が決まった時、「無謀な行為だ」「勝てるわけがない」というムードがあった。その後の彼のキャリアからすれば、それほどの大事件でもなかった気さえするのだが、L・フライ級からキャリアをスタートしたパッキャオが天下のデラホーヤに挑む構図はまさに「ミスマッチ」と言われても仕方なかったのだ。

 全階級きっての人気クラスで強豪が集結するウェルター級にパッキャオが固執するのはなぜか?

 たとえば、彼と2015年に戦ったフロイド・メイウェザーは現在引退した身とはいえ、ユーチューバーボクサーとの対戦にうつつを抜かしている。パッキャオはメイウェザーに勝てなかったが、“マネー”が対戦を避けたキース・サーマンと戦って勝ち、ウェルター級最強の評価も得るエロール・スペンスに挑もうとしている。(注=スペンスのケガで中止に。パッキャオはヨルデニス・ウガスと対戦する)

 パッキャオの闘争心の根底に流れているものはチャレンジ精神にほかならない。特にウェルター級周辺に腰を落ち着けてからは、その時々もっともスポットライトを浴びるボクサーとグローブを交えてきた。

「注目ボクサー=最強ボクサーではない」と指摘する関係者もいる。しかしビッグマッチ成立にはプロモーター間の壁が立ちはだかるし、敗戦後の再起は相手の力量を落とすことも必要だろう。デラホーヤ戦以降、対戦者のすべてが世界王者経験者という事実はサプライズ以外の何物でもない。

 09年11月のミゲル・コット戦からルーカス・マティセー戦(18年)まで長くストップ勝ちが途絶えてしまうパッキャオにはマイナスの要素が存在したのだろうか。メイウェザー戦前のクリス・アルジェリ戦までをチェックしてみると、宿敵フアン・マルケスとの第3戦、第4戦、ティモシー・ブラッドリー第1戦を除き、いずれもフルマークに近い勝利を収めている。

 これはライト級までファンを魅了したアタッキングスタイルに加え、ポイント奪取のスキルに磨きをかけた成果。コンビネーションブローの上達がそれを後押しした。長年にわたりタッグを組むフレディ・ローチ・トレーナーとの入念なミット打ちの賜物ではないだろうか。しかもローチはパッキャオの野性味あふれる攻撃の魅力を消さなかったことが特筆される。……

 デラホーヤ戦以来ハットン戦(SL級)挟み18戦して14勝3KO4敗。ウェルター級体重のパックマンの強さに迫る。記事全文は発売中のボクシングビート9月号に掲載しています。
こちらからもご購入できます。→https://amzn.to/3CzcBBD

駒澤大で感染クラスター あす全日本大学王座決定戦は開催できず 

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 明日(21日)和歌山県立体育館で予定されているアマチュアの全日本大学ボクシング王座決定戦は、関東リーグの優勝校・駒澤大学ボクシング部の寮(東京・世田谷)で新型コロナウィルスの感染クラスターが発生したため、試合をする状況ではなくなっている。

関東のトーナメントで優勝した駒澤大

 関係者の話をまとめると、13日にボクシング部の寮に入っていた部員が頭痛や発熱などの症状を訴え、16日にPCR検査の結果、26人の部員中23人が陽性と分かり、現在寮内で自主隔離状態にある。

 日本連盟は17日夜に内田貞信会長も出席してオンラインによる緊急理事会を開催。駒澤大側は試合ができなくなったことを謝罪した上で「選手ファーストで考え、大会の順延をお願いした」(小山田裕二監督)が、芦屋大側はあくまでもルールに則って対処するよう主張。日本連盟は「議決を取る前に駒澤大が出場を辞退した」と受け取り、延期を認めなかった。これにより対戦するはずだった関西リーグの優勝校・芦屋大学が「不戦勝」となることが確実だ。

 明日の和歌山の試合は全日本UJ王座決定戦とともに挙行する手はずで準備が進んでいる。芦屋大の出場選手は朝の計量・検診に臨むが、駒澤大の選手たちが現れない時点で「不戦敗」となり、芦屋大の優勝が決まる。今回が75回目となる全日本大学王座決定戦の長い歴史の中でも異例の事態となった。

WBOフライ級V1戦の中谷潤人が渡米 9.11生中継のWOWOWが空港インタビュー

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 米アリゾナ州ツーソンで初防衛戦を行うWBO世界フライ級チャンピオンの中谷潤人(M.T)が10日、羽田空港発の便でアメリカに旅立った。中谷は9月10日(日本時間11日)、米アリゾナ州ツーソンで指名挑戦者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)と対戦する。

 空港には父の澄人さん、母の府見子さん、弟の龍人さん、村野マネージャーが駆けつけて見送り。一人で旅立つ中谷は空港で試合を生中継するWOWOWのインタビューに応じた。

アメリカに旅立った中谷

――いよいよ出国の時を迎えましたが、現在の心境をお聞かせください。
中谷 日本でもしっかり調整できているので、あとはアメリカでの最終調整。(アメリカで試合できるのを)わくわくしながらいる気持ちです。

――日本ではどのようなトレーニングができましたか。
中谷 スパーリングも結構12ラウンド3回ぐらい通しでできているので、すごく充実したトレーニングをつめたので良かったです。

――体重管理は大丈夫ですか。
中谷 あと5キロぐらい減量なので、現地でしっかり落としたいなって感じです。

――アメリカではどのような調整を予定してますか。
中谷 1週間前ぐらいまではしっかりスパーリングはできたなっていうふうに思っているので、それで最後1週間疲労を抜いて試合に挑む感じになると思います。

――向こうで食事はどうされますか。
中谷 いちおう炊飯器を自分で持って行って、ご飯炊いて、自炊して、減量するつもりです。

――ご家族はいつぐらいにいらっしゃる予定ですか。
中谷 計量の前日に来る予定です。

――ちなみにどなたがいらっしゃいますか。ご家族は?
中谷 家族全員できます。

――全員で!
中谷 そうですね。

――今回、海外ということでこの間インタビューで「より多くの人に中谷潤人というボクサーの名前を知ってほしい」とおっしゃってましたけど、そのために今回どんなことが求められていると思いますか。
中谷 試合内容としてはしっかり勝つのは大前提ですけど、その中でやっぱりKOっていう場面をお見せできたらなと意識はしているので、ノックアウトするシーンをお見せできればなと思っています。

――相手は日本でも馴染みのある強打者のアコスタですけど、アコスタはどんな印象ですか?
中谷 本当に戦績をみてわかる通りパンチのある選手なので、特に早いラウンドはしっかり集中して、(パンチを)もらわないといったところを意識しながら、自分のボクシングにはめこんでいけたらなというふうに思っています。

――アコスタより自分が勝っていると思う点はどういうところですか。
中谷 本当に遠い距離というのは僕の得意な距離でもあるので、そういったところは勝っているかなというふうに思っているんですけど、アコスタもしっかり詰めてくるとは思うので、そこでしっかり止めて僕の得意な形に持っていけたらなっていうふうには思っています。

――ボクシングを海外で修行されてきて、日本と海外でボクシングの試合をするにあたって日本とアメリカではどういう違いがあると現時点で思っていますか。
中谷 基本的には結構海外ではスパーリング中心のトレーニングなので、そういった部分は大きく違うかなと思ってるんですけど。試合に向けては今回初めてなので、しっかりそういった部分を楽しみながら試合に持っていけたらなと思っています。

――以前お話うかがったときに、アメリカでも本場のリングの試合ご覧になられたと聞いたのですが、日本との違いってどういうところに感じましたか。
中谷 その頃はまだお客さんも入っていたので、あれだったんですけど、本当に熱狂ぶりがすごいなという感じがすごく伝わってきて、まぁそういったところも楽しんで試合ができたらなと思います

――この試合をクリアして今後のフライ級での目標というのはどういったところですか。
中谷 フライ級もだんだんキツくはなっているんですけど、しっかりそういった中でフライ級で名前を売っていくっていうところでは統一戦だったり。統一戦が難しければしっかり強い選手を相手に防衛して勝っていけるといったところはフライ級での目標ではあります。

――ちなみに誰とやってみたいですか。
中谷 WBCチャンピオンのフリオ・セサール・マルティネス選手とやりたいなという気持ちはあります。

――ありがとうございます。あらためて今回の試合の意気込みをお願いします。
中谷 9月11日、必ずKOで初防衛しますので応援よろしくお願いします。

――今回あらたに進化した中谷潤人、もしくは対戦相手に対して自分に今までなかったものを出したいとしたら何かありますか。
中谷 すごく手数を出すといったところを練習の中で取り組んでこられたので、そういったところもしっかり出して本当にKOにつながるといったところを見てもらえたいなと思っています。

――先ほど自分の得意なボクシングの長い距離をとってというところもありましたけど、今回わりとちょっと接近してくるようなイメージもあるのでしょうか。
中谷 遠いか近いかかという極端な形にはなると思うんですけど、あまり相手のアコスタ選手のパンチの生きる距離にはいたくないなと思っているので、そういったところはしっかり集中して、しっかり判断して、ボクシングの試合を組み立てていきたいなと思っております。

――試合展開次第にはなると思うんですけど、何の一撃でKOするみたいなのはありますか。
中谷 やっぱり左ストレートで。はい。倒せる形に持っていけたらなというふうに思っています。

――左ストレートの思いっていうのは何かあるんですか。
中谷 前回の試合でも左ストレートを一番はじめ1ラウンド目に当たったので、そこでペースをつかめたというのが自信になっていて、今回の試合しっかり左ストレートにつなげていけたらなというふうに思っています。

 試合の模様は9月11日(土)午前10時からWOWOWプライムで生中継される。当日のメインはWBC世界S・フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)の防衛戦。写真=WOWOW提供


OPBF super lightweight champ Naito’s title defense cancelled due to positive COVID-19 test result

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Oriental and Pacific Boxing Federation super lightweight champion Rikki Naito of E&J Cassius Boxing Gym will cancel his planned title defense against 11th-ranked Koichi Aso of Misako Boxing Gym on Sept. 18 at Tokyo’s Korakuen Hall because Naito has just recently tested positive for COVID-19, organizers said on Aug. 20.

While there are no significant symptoms, the 30-year-old Naito is resting at a hotel at the request of a public healthcare center. The 12-round fight will be rescheduled after Naito’s recovery, according to the organizers.

パッキャオあす2年ぶりリング ウガスのWBAウェルター級スーパー王座に挑戦

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 明日21日(日本時間22日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナでゴングが鳴るWBAウェルター級スーパー王座タイトルマッチの計量が20日行われ、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン=写真)が146ポンド(66.22キロ)、スーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)がリミットの147ポンド(66.68キロ)をマーク。試合は休養チャンピオンのパッキャオがウガスに挑む設定となる。

 パッキャオは19年7月、当時WBAウェルター級スーパー王者だったキース・サーマン(米)に挑戦。初回にダウンを奪い、2-1判定勝ち。しかし以後コロナ禍も影響してリングから遠ざかり、今年1月、休養王者にシフトされた。ウガスは昨年9月、決定戦でWBA同級レギュラー王者に就き、パッキャオがシフトしたことでスーパー王者に昇格した。

 当初ウガスは明日、ファビアン・マイダナ(アルゼンチン)との防衛戦に臨む予定だったが、パッキャオと対戦する運びだったWBC&IBF統一ウェルター級王者エロール・スペンスJr(米)が眼疾のため出場できなくなり、先週急きょ相手に抜擢された。

 オフィシャル陣はレフェリーがラッセル・モーラ(米)、ジャッジはデーブ・モレッティ、パトリシア・モース・ジャーマン、スティーブ・ウェイスフェルド(いずれも米)の3氏。

 試合前日のオッズはアメリカ式の表記でパッキャオが-330、ウガスが+230。およそ3-1でパッキャオ有利と出ている。

 アンダーカードではロバート・ゲレロ(米)vs.ビクトル・オルティス(米)の元王者対決、フェザー級ランカーのマーク・マグサヨ(フィリピン)vs.元王者フリオ・セハ(メキシコ)などが組まれている。試合の模様は22日午前11時からWOWOWで生中継される。Photo by  Scott Kirkland / FOX Sports

Nakatani leaves for U.S. to defend title against top-ranked Acosta

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World Boxing Organization flyweight champion Junto Nakatani of M.T Boxing Gym left for Tucson in the State of Arizona, southern part of the U.S. near Mexico, for his first defense of the title he captured last November against top-ranked Angel Acosta of Puerto Rico on Sept. 10 (Sept. 11 Japan time).

Before his departure from Tokyo’s Haneda Airport, the 23-year-old Nakatani told WOWOW Inc., a Japanese satellite television company which will cover the fight, his determination of his defense against the mandatory challenger. The question-and-answer session is as follows:

Question: Could you tell us about your state of mind right now?
Answer: Since I have trained well in Japan, I will put a finishing touch on it in the U.S. I am looking forward with great anticipation to fighting in the U.S.

Q: What sort of training did you do in Japan?
A: I was able to do meaningful training since I did 12-round sparring sessions (at one time) a few times.

Q: What about your weight control?
A: I am some 5 kgs (about 11 pounds) above the flyweight limit (of 50.8 kgs or 112 lb). I will reduce the weight without fail.

Q: What sort of specific training do you have in mind in the U.S.?
A: I think I can do sparring sessions one week before the fight. Then, I will try to manage my fatigue in the last one week for the fight

Q: What about your food in the U.S.?
A: I will bring my rice cooker as I will cook for myself for my weight reduction.

Q: When do your family members come to the U.S.
A: They are scheduled to come the day before my weigh-in.

Q: Who will come?
A: All of my family members will come.

Q: All of the family members?
A: Yes.

Q: You said in our previous interview you hope to make many people know your name through this overseas fight. What sort of thing do you think will be needed to achieve that?
A: I think knocking out my opponent is the most effective way to realize that. Of course, I have to win it first firmly.

Q: Your opponent Acosta is known in Japan (because he fought in Japan). What kind of impression do you have about him?
A: As you can see from his record, he packs punch. Particularly, I have to be careful about the earlier rounds of the fight so as to avoid his punch. The, I hope I can concentrate on my style of boxing.

Q: What sort of thing or things do you think you are superior to Acosta?
A: Fighting at a distance is my favorite tactic. I think I am superior to him in that respect. But I think Acosta will try to get inside, I hope I can prevent him from doing that and engage myself in my kind of boxing.

Q: We understand you first studied and practiced boxing overseas. Now, what kind of difference are there between doing boxing in Japan and abroad?
A: Basically, overseas training puts more emphasis on sparring sessions, which cannot be said in Japan. Anyway, this is my first fight abroad, I hope I can display both things in the fight.

Q: You said before you have watched a real fight in the U.S. What sort of difference did you notice between Japanese fights and those in the U.S.?
A: At that time, the capacity crowd fans went wild. I hope I can ‘’enjoy’ that sort of thing in my coming fight.

Q: Supposing that you clear the fight successfully, what kind of aim do you have as a flyweight boxer?
A: Fight at flyweight is becoming difficult. But I want to unify the flyweight titles. If that is difficult, I hope I can continue to defend my title against strong challengers.

Q: Can you mention specific name?
A: I want to fight World Boxing Council champion Julio Cesar Martinez of Mexico

Q: Thank you very much. Could you show your enthusiasm once again?
A: I am determined to go through the Sept. 11 fight with a knockout victory and defend the title. I hope your big rooting.

Q: So, we can expect to see the new Junto Nakatani. Any comment?
A: I practiced a lot by throwing punches more than usual, which I hope will lead to me knocking out the opponent.

Q: You said earlier your favorite boxing is fighting at a distance. But this time, the situation will be different.
A: Fighting at a long distance or at close range. The fight can go either way. I don’t want to fight Acosta’s fight. So, depending upon the situation, I will judge and build up my style of boxing.

Q: We know this depends on the deployment of the fight. But what kind of punch do you have in mind?
A: Straight lefts. Yes, I hope to knock him out with straight lefts.

Q: Any specific reason for that?
A: In my previous fight, I was able to land straight lefts in the first round, which allowed me to pick up my pace. I want to do the same in the upcoming fight as well.
The 23-year-old Nakatani is undefeated in his 21 fights, including 16 KOs, while the 30-year-old Acosta has a 22-2 win-loss record with 21 KOs.

芦屋大が不戦勝で初のボクシング大学王座獲得 駒澤大がコロナ感染で棄権

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 第75回全日本大学ボクシング王座決定戦は21日、和歌山市の県立体育館で開催され、関東大学リーグ優勝校の駒沢大と関西学生リーグ優勝の芦屋大が対戦することになっていたが、駒澤大部員が新型コロナに感染したため棄権を申し入れ、芦屋大が不戦勝で初の大学王座に就いた。

 駒澤大は13日にボクシング部寮に入っている部員が頭痛、発熱の症状を訴え、16日に全部員らのPCR検査を行ったところ、部員26人中23人が新型コロナ陽性と判明した。日本ボクシング連盟は緊急理事会を開いて、対応を協議。駒澤大は大学王座の延期を願い出たが、認められなかった。

芦屋大はこの日出場選手が朝の計量・検診を済ませたが、駒澤大は現れず、不戦敗となった。同日行われていた第8回全日本アンダージュニア(UJ)王座決定戦の終了後、大学王座の表彰式が行われた。

 関西学生リーグ優勝校が大学王座に就くのは91年に近畿大が拓殖大を破って以来30年ぶり。芦屋大の樋山茂監督は「駒澤大は初の関東学生リーグ優勝を果たして大学王座に向かっておられただけに、新型コロナで不戦敗になったのはすごく残念だと思う。われわれも大学王座に向けて懸命に練習してきた。こういう結果で大学王座をつかむのは本意ではないが、来年も大学王座をつかめるようしっかり鍛えていきます」と話していた。

未来のオリンピアン58人が熱戦 第8回全日本UJ王座決定戦

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 第8回全日本UJボクシング王座決定戦は21日、和歌山市の県立体育館で開かれ、ブロック予選を勝ち抜いた東日本、西日本の代表が対戦、小学、中学男女の各級王者29人が誕生した。小学生は1分30秒3 ラウンド、中学生は2分3ラウンドで対戦した。2020東京五輪女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手は2014年の第1回大会の中学女子52キロ級で優勝しており、各選手はオリンピアン目指し熱戦を展開した。

小学女子34キロ級優勝の畠山(右)

【小学女子】
34キロ級 畠山結衣(関西・玉櫛)2-1 柿沼心乃(関東・安中)
37キロ級 山内瑠那(東北・小金井)3-0 柏木颯奏(関西・鳴尾東)
40キロ級 飯尾陽菜(四国・新居浜)3-0 山田蒼空(関東・荒牧)

小学男子40キロ級で攻める蛭子

【小学男子】
31キロ級 上机凛(関東・阪本)3-0 今口龍大(四国・八坂)
34キロ級 波多野善(関東・上溝)3-0 長谷川煌空(関西・深草)
37キロ級 熊本和真(関西・用海)3-0 富澤寿輝也(東北・平第二)
40キロ級 蛭子駿(関東・羽沢)2-1 横川壱乃介(関西・長尾南)
43キロ級 紺野優空(関東・長久保)3-0 三木琉誠(四国・小野)
46キロ級 作野剣信(中国・住吉)RSC2回1分30秒 大里拳輝(関東・長田)
52キロ級 齋藤海里(関西・高鷲)3-0 小林輝大(東海・岡崎)
56キロ級 藪大樹(中国・熊野第三)2-1 小山田俐玖(関東・安中)

中学女子40キロ級の三木(右)は右ストレートでダウンを奪った

【中学女子】
39キロ級 長谷部桃子(中国・灘崎)3-0 岡田愛麗(北信越・鳴和)
42キロ級 西本莉緒(関西・紀之川)RSC1回1分1秒  菅野七海(東北・平第一)
45キロ級 三木姫愛(関西・福泉)RSC3回1分30秒  岡部月香(関東・前橋第一)
48キロ級 田口永真(関東・駿台学園)2-1 北野凛(関西・藤井寺)
51キロ級 望戸紀花(中国・大野)3-0 金井紫南(関東・安中第一)

中学男子72キロ級のシルバ(左)はスタートから攻めて勝利

【中学男子】
33キロ級 杉山烈希(東海・中島)2-1 盛田來希(九州・日章学園)
36キロ級  中野凛闘(中国・大野西)3-0 吉井康介(関東・武相)
39キロ級  山崎琉偉河(関西・王塚台)3-0 平原昌(関東・原山)
42キロ級  杉山辰希(東海・中島)RSC3回55秒 川井丈輔(関西・大宮)
45キロ級  藤木勇我(関西・生野)3-0 片岡叶夢(関東・臼井)
48キロ級  片岡雷斗(関東・臼井)3-0 永山銀次郎(関西・伊丹市立北)
51キロ級  中野泰誠(関西・西小倉)2-1 杉山律希(東海・中島)
54キロ級  熊本風馬(関西・今津)3-0 工藤優雅(北海道・手稲)
57キロ級  堀江耀斗(関西・東宇治)RSC2回15秒 江口蒼太(北海道・釧路北)
60キロ級  南龍星(北海道‣北都)3-0 木本漣(関西・東城陽)
64キロ級  松浦誠生也(関西・加賀屋)RSC2回34秒 佐々木優賢(東北・古川)
68キロ級  中野優利(九州・力合)RSC1回1分5秒 江面艶星(関東・町田第二)
72キロ級 シルバ・イエシュア(関東・大田原)RSC 1回43秒 山本大輝(四国・城

メキシコでメインの坂井祥紀、日本王者の松永宏信がKO勝ち

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 20日(日本時間21日)にメキシコ・プエブラで試合を行った日本S・ウェルター級王者の松永宏信と日本ウェルター級6位の坂井祥紀(ともに横浜光)は、そろってメキシカンにKO勝ち。

勝ち名乗りを受ける坂井

 なじみの国のリングでメインを任された坂井。対戦相手のダリオ・ファーマンが前日計量で体重超過してハラハラさせられたが、この日再設定された計量を済ませて試合が無事に行われ、まずは御の字。

 ゴングが鳴ると、坂井はガードをつくって上体でリズムをとる持ち前のスタイルでファーマンをプレス。左ジャブ、右ストレートでペースを構築し、2回に左で先制のダウンを奪う。この回さらにファーマンにヒザを着かせ、続く3回に左フック、左でフィニッシュした。

 坂井は4月、小原佳太(三迫)の日本ウェルター級王座に挑んで以来となる試合で再起に成功した。この日がプロ40戦目だった(26勝14KO12敗2分)。

 また3日前に対戦相手が変更となった松永はイシドロ・トアラを初回でしとめた。サウスポーからの左をトアラに決めて倒したもの。これで19勝12KO1敗。過去2度の海外遠征はアジア圏で、初の中南米リング登場を無難に終えた。

 なおこの日の興行は現地のMXプロモーションと日本のA-SIGNの共催だった。これはA-SIGNが打って出る海外戦略の一環。

パッキャオ、ウガスに3ー0判定負け 引退も匂わす

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 ラスベガスのT-モバイル・アリーナで21日(日本時間22日)に17438人観衆を集めて行われたWBAウェルター級スーパー王座タイトルマッチは、王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)が6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)に3ー0判定勝ち。初防衛に成功した。

 ジャッジのスコアは115-113、116-112が2者だったが、ウガスの勝利は疑いないものに思えた。身長で勝るウガスが左ジャブを突いてパッキャオの侵入を阻んだ。パッキャオは年齢(42歳)のせいなのか2年ぶりのリングの影響か、体のキレがなく、断続的に仕掛けるもののパンチの正確さを欠いた。

 ウガス(35歳)は3回、右を命中させ、パッキャオの表情に動揺がはしる。パッキャオも右を返したが浅い。ウガスは広いスタンスから右強打をノーモーションで決め、中盤からパッキャオを苦しめた。

 8回、右に続いて左フックを決めたウガス。劣勢を意識したように9回からパッキャオが挽回を図る。キューバ人は右目が腫れ上がったが、戦法はブレず、いきなり放つ右がまたも効果を発揮。終盤パッキャオのコンビネーションが決まるシーンもあったが、ダメージングブローとはならず、両目から出血して終了ゴングを聞いた。

 フィリピンの上院議員のパッキャオは試合後、年齢的な衰えを理由にこの試合が現役最後になる可能性を匂わせた。正式な決断は帰国後しばらく経過してからになりそうだ。62勝39KO8敗2分。

 リング上のインタビューに答え、出馬が取りざたされる母国の大統領選について「来月発表する」とパッキャオ。「20年以上戦ってきてとても幸せな瞬間がたくさんあった」とも語っていた。最後はスタンドから「マニー! マニー!」とファンのコールを受けた。

 殊勲のウガスは27勝12KO4敗。「ベルトを統一したい」と今後もビッグマッチを望んでいる。《三浦勝夫》


フェザー級マグサヨが世界挑戦に前進

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 21日、ラスベガスのパッキャオ戦前座で行われたWBCフェザー級挑戦者決定戦は、フィリピンのマーク・マグサヨが元WBC・S・バンタム級王者のフリオ・セハ(メキシコ)に10回50秒KO勝ちし、世界タイトル挑戦に接近した。

 26歳のマグサヨは22戦15KO無敗の右ボクサーファイター。試合が始まっていきなりセハに左フックを打ち込んで倒し、正統派強打者の片りんをのぞかせる。しかし打たれモロさも印象的なセハはここをしのぐと、しつこいボディアタックで挽回。マグサヨも意外にそのまま失速し、5回には腹を効かされてセハに追い回される。直後にセハが左フックで倒し返した。

 マグサヨにとって試練の一戦となったが、何とか持ち直し、迎えた10回。ダメージをためたセハを左フック(空振り)であおり、続けて右ストレートを打ち込むと、メキシコの元王者は失神してダウン。フィニッシュシーンは強烈だった。

 マグサヨは23戦全勝16KOとレコードを伸ばし、王者ゲイリー・ラッセルJr(米)挑戦をうかがう。セハは32勝28KO5敗1分。

 また元王者対決となったウェルター級の10回戦はロバート・ゲレロ(米)がビクトル・オルティス(米)に3-0判定勝ち。サウスポー同士の一戦はゲレロがインファイトでタイミングのいいヒットでアピール。左目を腫らしながら、粘るオルティスに競り勝った(96ー94が3者)。

 激闘となったWBC米大陸フェザー級王座決定戦は、WBC・S・バンタム級2位のカルロス・カストロ(米)がオスカル・エスカンドン(コロンビア)に10回KO勝ち。戦績を27戦全勝12KOとした。

Sakai, Matsunaga win in ‘Clash of Titans’ event in Mexico

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Sixth-ranked Japanese welterweight Shoki Sakai of Yokohama Hikari Boxing Gym, landing a barrage of left jabs and hooks to the head and body, knocked out Dario Ferman of Mexico in the third round of a scheduled 10-round nontitle bout in Puebla, southern Mexico, on Aug. 20 (Aug. 21 Japan time).
The fight was held as the main event dubbed ‘’the Clash of the Titans’’ at the Poliforum Nuva Escocia in Puebla.

With the victory, the 30-year-old Sakai, who made his professional debut in Mexico and fought mostly in the country until recently, improved his record to 26 wins, including 14 knockouts, against 12 losses and two draws. For his part, the 37-year-old Ferman fell to an 18-10 win-loss tally with 15 KOs.

Another Yokohama Hikari gym boxer and Japanese super welterweight champion Hironobu Matsunaga knocked out Isidro Toala of Mexico in the first round of a scheduled eight-rounder.

The 33-year-old Matsunaga landed an overhand left to the head from his southpaw style, sending the Mexican down backward for the count.

With the victory, Matsunaga upped his record to 19 wins, including 11 KOs, against a loss. Toala dropped to a 12-11-1 record with five KOs.

The event was held as part of the new project launched by A-SIGN Boxing, a crowd-funding promotion entity via YouTube, led by Yokohama Hikari Boxing Gym head Ichitaro Ishii, in cooperation with local MX Promotions.

A-SIGN hopes to further expand its overseas bouts once the ongoing novel coronavirus outbreak is over.

パッキャオを破ったウガス「ゲームプランが勝因」 次なる目標は統一戦に

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 現役レジェンド、マニー・パッキャオ(フィリピン)を下しWBAウェルター級スーパー王座を守ったヨルデニス・ウガス(キューバ)が試合後のインタビューで心境を明かした。

ウェルター級の主要キャストに仲間入りしたウガス

 統一王者エロール・スペンスJr(米)の眼疾により試合11日前に相手に抜擢されたウガスは、チャンスをくれたパッキャオに感謝の意を伝えた後「とてもエキサイティングでエモーショナルだ。多くのキューバの人たちは、私は勝てないと思っていたからとても誇らしい気持ちだ」と胸中を語った。

 そして「トレーナーのイスマエル・サラスと私が立てたプランが的中した。それはジャブでパッキャオのバランスを崩し、右を打ち込むことだった」と明かした。米国のデータ会社「コンプボックス」によるとウガスは405発パンチを繰り出し151発当て(的中率37パーセント)、パッキャオは815発出し130発(的中率16パーセント)と差がついていた。

「今夜、彼は私に勝てないと心に誓いながら戦った」というウガスは、スペンスの回復を待ち統一戦として対戦したい希望も口にした。WBAレギュラー王者からスーパー王者に就いた時は一部で“ペーパーチャンピオン”とも揶揄されたが、実力で肩書を証明。激戦クラス、ウェルター級のトップの一角に躍り出た。Photo by Ryan Hafey / PBC

日本S・バンタム級9位の辰𠮷寿以輝 けがで9.11次戦キャンセル

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 大阪帝拳ジムは23日、所属の辰吉寿以輝(写真)がケガのため、9月11日の後楽園ホール「ダイナミックグローブ」で予定していた試合を棄権したと発表した。辰吉は8回戦で矢野乃莉守(花形=6勝2敗1分)と対戦するはずだった。

 プロ入りして14戦無敗(13勝9KO1分)の辰吉は日本S・バンタム級9位につけており、そろそろタイトル挑戦もちらつく位置にいる。昨年11月の前戦は今村和寛(本田F)と3回負傷引き分けだっただけに、矢野と戦って存在をアピールしたいところだった。

 当日のプログラムはメインで1位芝力人(真正)と2位岩田翔吉(帝拳)が空位の日本L・フライ級タイトルを争うほか、セミで永野祐樹(帝拳)と別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)の元ウェルター級王者同士によるチャンピオンカーニバル挑戦者決定戦。ほか、元世界挑戦者で俳優の赤井英和氏を父に持つ赤井英五郎(帝拳)のプロデビュー戦(東日本新人王予選)など計4試合となる。

元K-1王者の武居由樹 9.9ボクシング転向2戦目に向け決意表明

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 9 月9日の後楽園ホール「フェニックスバトル80」で、元K-1王者の武居由樹(25=大橋)がボクシング転向2戦目を迎える。デビューから5連続KO勝利の竹田梓(24=高崎)との54.5キロ契約6回戦はメインイベント。大橋ジムから武居の近況が届いた。

――現在の調整は?
武居 順調ですね。今まで1番かなと思います。K-1時代を含めても、こんなにスパーリングをしたことがないですね。追い込んだ練習もできています。

――スパーリングの量は?
武居 総スパー数は数えていないですが、毎週2~3回です。K-1でも週1回やる程度だったので、そんなにやってこなかったので。よりしっかりボクシングができたかなと思います。

――7月下旬にK-1時代の所属先、POWER OF DREAMの千葉合宿に八重樫トレーナーと参加しました。

武居 前所属の(古川)会長から誘われ、試合が近くなければ行こうと思っていた。砂浜を走りました。1泊で走り込み合宿です。毎年行っていて、もう10年ぐらい通っていたので、試合前のルーティン、儀式的な気持ちでした。

――1回KO勝ちデビュー戦を振り返ってください。
武居 ボクシング興行の会場、試合の雰囲気すべてがK-1とは違うものなので、自分には良い経験させてもらいました。

――2戦目の相手竹田梓の印象は?
武居 動画を見て、左も右もパンチが強い印象ですね。5戦5勝5KOの成績もすごいし、気を引き締めて、集中もしています。

――ボクシング転向後初のメインイベンターです。
武居 メインとして任された以上、2戦目ですがメインらしい試合をしっかりやりたい。良い意味で期待してもらっていますので、しっかり応えたいです。やっぱり第1試合より、メインイベントが気合も入りますね。

――2戦目のテーマは?
武居 K-1時代もそうでしたが、展開次第でいけるところはいきたいと思います。あと(2月の)レジェンドも、3月のデビュー戦と少しだけですがケガもあり、スパーリングの回数も本当に少なく、万全の調整と言えませんでした。2戦目の今回で初めて「100%の武居由樹」を見せられると思いますし、どういうボクシングをするのか見てもらいたいです。

――2戦目もKOしたい?
武居 3回以上は戦いたくないです(笑)。3回以内にKOしたいという希望はあります。K-1ファンの方も見に来てくれると思いますし、自分も(K-1ルールの)3回に慣れています。経験として6回はやりたいですが。ただK-1では1日3試合のトーナメントもしているので、フルに6回やっても問題ないです。

――大橋ジムでは選手の試合が定期的にあります。
武居 試合でも触発されますし、トップの選手がスパーリングしているので、練習上がりで、なるべくスパーリングを見て勉強しています。(井上)尚弥さんをはじめ、すごい先輩ばかりなので、見て吸収しています。POWER OF DREAM時代は自分が引っ張るような感じでしたが、ここでは勉強し、吸収することが多いです。

――2戦目の前後にはボクシング世界戦3試合があります。
武居 K-1時代は他の王者に負けない試合をしたいと思っていました。今の自分はまだまだなので、少しでもすごい人達に近づけるような試合をみせていきたいです。

――特に9月はボクシング世界戦とともにK-1など格闘技興行も多くあります。
武居 自分も目立ちたいですし、埋もれたくない。普通にやれば、他のすごい選手たちに負けない試合はできる自信はあるし、良いものを見せる自信もあります。

■八重樫東トレーナーの話「調整はまあまあです。スパーリングは長くて6回で、それで十分だと思います。スタミナ、試合感覚の面はまったく心配していません。技術的にディフェンスはまだまだですが、オフェンスはボクシング仕様になりつつあります」 写真=大橋ジム提供

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