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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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ライト級統一王者ロペスの防衛戦 10.5ニューヨーク開催濃厚

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 延期が相次ぎ開催が危ぶまれているライト級統一王者テオフィモ・ロペス(米=写真)とIBF指名挑戦者ジョージ・カンボソス(豪州)の一戦にグリーンライトが点った。主催する米国のネット企業トリラーのライアン・カバナー社長が明かしたもので、10月5日ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンのザ・シアターでゴングが鳴る見込みとなった。ESPNドットコムが第一報を流し、他のメディアも報道した。

 当初は5、6月頃に予定されたカードはロペス自身の新型コロナウイルス感染などで何度か延期を強いられ、一時はカンボソスの地元豪州で10月開催かとも伝えられた。しかしロペス側は強く反対。豪州がパンデミック対策で14日間の隔離期間を設けていることも障害となり、その後IBFは米国で開催するように通告していた。

 ガバナー氏は今週月曜日23日、両者にあらためて契約書を送付。あとはサイン待ちの状態となっている。トリラーが設定したPPV料金は19ドル99セント(約2200円)。当日はウィークデー(火曜日)で米国のボクシング試合のスケジュールでは珍しい。これは同じ週の土曜日9日にヘビー級ビッグマッチ、タイソン・フューリーvs.デオンテイ・ワイルダー第3戦がセットされているためだといわれる。


ムンギアvs.デレフヤンチェンコ WBCがミドル級挑戦者決定戦を通達

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 WBCは24日、ミドル級1位ハイメ・ムンギア(ムンギア)と2位セルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)による挑戦者決定戦を締結するよう両陣営に通達した。勝者はWBCミドル級王者ジャモール・チャーロ(米)の指名挑戦者になる。ボクシングシーン・ドットコムが伝えた。

2階級制覇を狙うムンギア

 元WBO・S・ウェルター級王者ムンギアはミドル級転向後3連勝。最新試合は6月のカミル・シェルメタ(ポーランド)戦で、6回終了TKO勝ちだった。そのリングでホープに逆転KO勝ちしたベテランのガブリエル・ロサド(米)との対戦話も持ち上がっており、すでにメキシコで高地キャンプに入っている。

 一方、これまでダニエル・ジェイコブス、ゲンナジー・ゴロフキン、チャーロと世界戦を戦ったデレフヤンチェンコはいずれも善戦。実力はチャンピオン級という評価もあり、無敗のムンギアにとって試金石となるだろう。「デレフヤンチェンコは多くのトップクラスと戦ってきた選手。非常に困難な試合が待っている。同時に勝てば未来が開ける。私の手が上がるように全力を尽くす」とメキシカンは抱負を語る。

 ムンギアがゴールデンボーイ・プロモーションズ&メキシコのサンフェル・プロモーション、デレフヤンチェンコはPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)傘下でリングに上がっており、交渉が進展するか注目される。Photo by SUMIO YAMADA

京都のモリシタボクシングジムがプロ加盟

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 京都市伏見区深草極楽町のモリシタボクシングジムが開設5年目の9月3日、西日本ボクシング協会に加盟してプロジムとして新発足する。京都府で活動する8番目のプロジムになる。

会員でにぎわうモリシタジム。前列中央が森下会長

 森下隆司会長(57)は元京都塚原ジム所属選手。86年の西日本S・・フライ級新人王を獲得、翌年2月の全日本新人王は宮城正作(ワールドS)に1-2の判定で敗れた。3年間のプロ生活で7勝3KO2敗1分の成績を残し24歳で引退。会社員をしていた37歳の時に塚原ジムの先輩の興島将二氏に誘われ、ウォズジムトレーナーに。園寿和トレーナーとともに日本王者で活躍した大森将平、徳永幸大をサポートした。

 ウォズのトレーナーを辞めた後、16年にアマジムを開設、妻智子さんとアマボクサー、キッズ、フィットネス会員ら約80人を指導している。今月21日の全日本UJ王座決定戦(和歌山県立体育館)には小学生と中学生1人ずつが西日本代表で出場。中学男子57キロ級で堀江耀斗(東宇治)が2回RSCで優勝している。

 森下会長は「打たれない、打たせないボクシングをモットーに基本に忠実なボクサーをこれからじっくり育てていきます」と抱負を語っている。

■モリシタボクシングジム
京都市伏見区深草極楽町722-5A1階
京阪電車藤森駅徒歩3分
075-645-3018
https://www.morishitaboxinggym.com/

Kyoto’s Morishita Boxing Gym to join West Japan pro boxing association

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Morishita Boxing Gym in Kyoto Prefecture’s Fushimi Ward will join the West Japan Boxing Association starting Sept. 3, becoming the eighth professional boxing gym operating in the western Japanese prefecture, it was learned on Aug. 25.

The gym, launched in 2016 for amateur boxers by former western Japan super flyweight rookie king Ryuji Morishita, who had served as a trainer at WoZ Boxing Gym in the prefecture at the age of 37.

Right now, the 57-year-old Morishita trains about 80 amateur boxers, fitness aficionados and children in cooperation with his wife Michiko.

Morishita said, ‘’We will nurture boxers capable of sticking with the basics with not being hit as the gym’s motto.’’

WBAが悪評の暫定王座廃止へ チャンピオン減少を促進

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 チャンピオン乱立の改革に踏み切ったWBAが25日、すべての暫定王者のタイトルはく奪を決定した。それにより今後、基本的に暫定王者は廃止される見通し。同時に“前暫定王者”はスーパーあるいはレギュラー王者に優先的に挑戦する権利を獲得した。WBAが公式ホームページで伝えた。

 今回、暫定王座を失ったのはダニエル・デュボア(英=ヘビー級)、ロビン・クラスニキ(ドイツ=L・ヘビー級)、クリス・ユーバンクJr(英=ミドル級)、アルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国=S・ライト級)、ローランド・ロメロ(米=ライト級)、クリス・コルバート(米=S・フェザー級)、ライース・アリーム(米=S・バンタム級)、ルイス・コンセプシオン(パナマ=フライ級)、ダニエル・マテヨン(キューバ=L・級)、エリック・ロサ(ミニマム級=ドミニカ共和国)の10人。

 一方でWBAはS・フェザー級レギュラー王者ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)vs.コルバート、フライ級レギュラー王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)vs.コンセプシオンをオーダーした。

 この要求に続き、ヘビー級レギュラー王者トレバー・ブライアン(米)vs.デュボア、L・ヘビー級スーパー王者ディミトリ・ビボル(ロシア)vs.クラスニキ、S・バンタム級スーパー王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)vs.アリームなどをそれぞれの陣営に通達するもようだ。締結すればようやく1階級1チャンピオンが実現に向かう。

 また同じくファンの混乱を招いている“ゴールド王者”に関しても廃止に踏み切る予定だといわれる。現在のゴールド王者は今後ランキングで上記の前暫定王者たちの次に(すぐ下に)ランキングされる見込みだという。

 WBAの動きは今月初め米ミネソタ州で行われたウェルター級暫定王座決定戦のスコアカードに批判が集まったことが発端になった。勝利を得たガブリエル・マエストレ(ベネズエラ)はその後、王者と認定されていない。

WBCミドル級王者チャーロ兄 バーで騒動 逮捕される

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 WBCミドル級王者ジャモール・チャーロ(米)が警察に逮捕される事件を起こした。ボクシングシーン・ドットコムなどが伝えた。

 チャーロは双子の弟でS・ウェルター級3冠王者ジャーメル・チャーロの防衛戦の前夜の7月16日、米テキサス州サンアントニオのバーで友人たちと飲食。支払いをクレジットカードで行おうとしたところ決済できなかった。

 動揺したチャーロは応対したウェートレスに暴力を振るい、暴言を吐いた。そしてその人物が持っていた会計用の現金とクレジットカードを奪って立ち去り、強盗容疑でサンアントニオ警察署に逮捕された。チャーロは弁護士を通じて容疑を全面的に否定。しかしウェートレスは脚に軽傷を負ったとも報道される。

 チャーロは25日、5000ドル(約55万円)の保釈金を払って釈放された。Photo by SUMIO YAMADA

WBC・L・フライ級王者の寺地拳四朗 コロナ陽性で9.10防衛戦延期が決定

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 9月10日に京都で予定されていたWBC世界L・フライ級戦が延期されることになった。26日、プロモーターの真正ジムが発表した。矢吹正道(緑)の挑戦を受けるチャンピオンの寺地拳四朗(BMB)が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性反応が確認されたため。

7月の発表会見。王者の拳四朗(左)と挑戦者の矢吹

 これに先立ち、寺地の父でBMBジムの永会長は東京の練習拠点である三迫ジム・三迫貴志会長と緊急オンライン会見を開き、寺地が25日にPCR検査を受検して陽性だったことを発表していた。

 寺地は7月中旬から三迫ジムでトレーニングに入っていたが、23日に加藤健太・三迫ジムトレーナーに発熱などの症状が出た。寺地も24日に37.5度の発熱と倦怠感を訴えたという。現在は東京の自宅で隔離、療養中で保健所の指示を待っている状況。寺地自身の症状は軽症だという。

 三迫貴志会長によると、26日時点で寺地の熱は36.9度に下がっているというが、会見では9月10日の試合出場は難しい認識を明らかにしていた。

 これを受け、真正プロモーションは9月10日の全試合の延期を決定。新たな日程と販売済みのチケット対応については、あらためて9月に入ってから発表したい意向だ。

WBC light flyweight champ Teraji’s Sept. 10 title defense put off after Teraji testing positive for COVID-19

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World Boxing Council light flyweight title match between undefeated champion Kenshiro Teraji of BMB Boxing Gym and top-ranked Masamichi Yabuki of Midori Boxing Gym on Sept. 10 in Kyoto, western Japan, was postponed because Teraji has recently tested positive for COVID-19, organizers said on Aug. 26.

According to Shinsei Boxing Gym which will promote the fight, the 29-year-old Teraji took a PCR test on Aug. 25 and showed a fever of 37.5 degrees and a sense of fatigue. He has been taking a rest at his home in Tokyo as his case is regarded as a mild case. Teraji is now waiting for instructions of a local healthcare center.

Teraji, who had been training at Tokyo’s Misako Boxing Gym from the middle of July, took the PCR test since Kenta Kato, a trainer at Misako gym, developed fever on Aug. 23, and Teraji also complained about a sense of fatigue and a fever on Aug. 24. But Teraji’s case is regarded as a mild case.

Takashi Misako, head of the Misako gym, said Teraji’s fever went down to 36.9 degrees as of Aug. 26. But he has indicated Teraji’s Sept. 10 title defense seems difficult.

Under such circumstances, Shinsei gym decided to put off the fight and other accompanying bouts and announced the statement to this effect under the name of Masato Yamashita, head of the gym and Shinsei Promotions.

According to the promotions, the new date for the event and the way to handle the tickets for the event already sold are expected to be announced sometime in the early part of September after consulting with the parties concerned.

The fight would be Teraji’s ninth defense of the title he won from Ganigan Lopez of Mexico in May 2017 and his first since decisioning Tetsuya Hisada of Harada Boxing Gym in April this year for his eighth title defense.

Teraji has 18 wins, including 10 KOs, while Yabuki, also 29, who will make his first crack at a world title, has a 12-3 win-loss record with 11 KOs.


S・フライ級3冠王者の福永亮次 10.2無敗の梶颯と防衛戦

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 S・フライ級の3王座(日本、OPBF、WBOアジアパシフィック)を持つチャンピオン福永亮次(角海老宝石)の次期防衛戦は、10月2日に後楽園ホールで無敗・梶颯(帝拳)を迎えて行われる。当日はダイナミックグローブの第606回。

3冠王者の福永(左)とタイトル初挑戦の梶

“リトル・パッキャオ”で売り出すサウスポーの福永はさる6月に藤井貴博(金子)を8回で倒して以来の試合。藤井戦は日本とWBOアジアパシフィックのみの防衛戦だったが、今回の梶はいずれのランキングも持っており、したがって3王座がかけられる。

 タイトル初挑戦の梶は15戦全勝9KOの右ボクサーファイター。全日本新人王(15年)を獲得して地道にキャリアを積んで上がってきた選手だ。最新試合は昨年10月2日の矢島大樹(松田)戦だから、これがちょうど1年ぶりの試合となる。

 また当日は、日本S・バンタム級1位の田村亮一(JBS)と同2位の久我勇作(ワタナベ)による同級チャンピオンカーニバル挑戦者決定戦も行われる。この一戦は当初9月18日に予定されていたのがスライドされたもの。好戦派の両者は実に3度目の対決である。

WBO・S・フライ級王者の井岡一翔 V3戦まであと5日「やるべきことに集中する」

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 9月1日に東京・大田区総合体育館でWBO世界S・フライ級王座3度目の防衛戦を行うチャンピオン井岡一翔(志成)は順調な調整を続けている。27日、都内の所属ジムで試合に向けた意気込みを語った。

オンラインで公開練習を披露した井岡一翔

 3戦連続で指名防衛戦となる井岡は今回、2位挑戦者フランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)を迎撃する。緊急事態宣言下のV3戦は無観客試合で行われることになり、これは井岡も残念がりながらも、「やるべきことに集中する」と動揺していない。

「こういう状況であっても、やるべきことをやっているところを見せたい」と、テレビを通じてファンにアピールするつもりだ。

 田中恒成戦以来となるリング登場までいよいよカウントダウン。井岡の調整は「あとはコンディションを整えるのみ」の段階である。

 会見の後は少しだけトレーニングを公開した。円状のラダーを使い、右へ左へと足運びを丁寧に確認していた。写真=志成ジム提供

カーニバルMVPは丸田陽七太 技能賞にユーリ阿久井、敢闘賞が古橋、殊勲賞は永田

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 27日、日本ボクシング協会のチャンピオンカーニバル委員会が第41回チャンピオンカーニバルの“四賞”選考会を開き、最優秀選手賞(MVP)にフェザー級チャンピオンの丸田陽七太(森岡)を選出した。以下、技能賞にフライ級のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、敢闘賞にS・バンタム級古橋岳也(川崎新田)、殊勲賞にはS・ライト級前王者の永田大士(三迫)が選ばれた。

MVPの丸田

 コロナ禍のため、昨年2月のウェルター級(小原佳太-永野祐樹)から今年7月のバンタム級(澤田京介-定常育郎)まで、異例の「2年で1シーズン」となった今回のカーニバル。栄えあるMVPに輝いたのは今年2月に後楽園ホールで王者佐川遼(三迫)からタイトルを奪った丸田だった。

 丸田は初挑戦でV2王者佐川に挑み、若武者らしいはつらつとしたファイトでダウンを奪って7回TKO勝ち。選考を委嘱されたメディア(新聞、専門メディアの8社)から1度目の投票で有効投票数5を獲得した。

技能賞の阿久井

 技能賞のユーリはさる7月の桑原拓(大橋)戦が記憶に新しいが、カーニバルの対象試合は初防衛の藤北誠也(三迫)戦。地元に1位挑戦者を迎え大差の3ー0判定勝ちだった。

敢闘賞の古橋

 敢闘賞古橋は王者久我勇作(ワタナベ)との死闘を制して戴冠。また王座交代を成し遂げたチャンピオンに贈られる殊勲賞の永田は無敗・井上浩樹(大橋)を破るアップセットで戴冠した。

殊勲賞の永田(右)

 受賞の各選手には、MVP30万円、技能・敢闘・殊勲それぞれ10万円の賞金が贈られる。またカーニバル委員会は前委員長・阿部徹元アベジム会長の逝去により、新たに加山利治・EBISU K’s BOXジム会長の委員長就任も発表した。

WBO super flyweight champ Ioka says he will concentrate on Sept. 1 title defense

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World Boxing Organization super flyweight champion Kazuto Ioka of Shisei Boxing Gym, who will defend his title against second-ranked Francisco Rodriguez Jr. of Mexico on Sept. 1 at Tokyo’s Ota-City General Gymnasium behind closed doors, held a press conference online on Aug. 27 and said he will concentrate on what he will have to do.

The mandatory title defense will be the 32-year-old Ioka’s third defense of the title he captured in June 2019 and his first fight since demolishing three-weight world champion Kosei Tanaka of Soul Box Hatanaka Boxing gym on New Year’s Eve last year.

‘’Even under these circumstances (of rampant COVID-19), I am determined to show what I have to do via television.’’ The Tokyo Broadcasting System Television (TBS) will televise the scheduled 12-round bout from 9 p.m.

‘’I am in the final adjustment stage for the fight,’’ the 32-year-old Ioka, who has won world titles in four different weight divisions as the only Japanese to do so, has a 26-2 win-loss tally with 15 KOs. Rodriguez, 29, has a record of 34 wins, including 24 knockouts, against four losses and a draw. He has been continuing 15 straight wins.

After the press conference, Ioka briefly demonstrated his side-stepping practice online by utilizing a circular ladder to enhance his agility. (Photo by Shisei gym)

9.1井岡一翔に挑戦の元王者ロドリゲス「最後のチャンスにかける」

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 WBO世界S・フライ級王者、井岡一翔(志成)に挑戦するランキング2位のフランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)が28日朝、オンラインで記者会見に応じた。試合は9月1日、大田区総合体育館で無観客での開催となる。

なかなか機嫌がよさそうだったロドリゲス

 元WBOミニマム級王者の29歳、ロドリゲスは今月16日に来日。最初の4日間はホテルに隔離され、その後はジムでのトレーニングもできるようになったが、「コントロールは厳しいという印象」という中での最終調整。それでも「すごくいい準備ができてる」と表情は明るい。

 2014年8月、高山勝成(寝屋川石田)に勝利してWBOミニマム級王座の初防衛に成功した後に階級を上げたものの、翌年5月にWBO・L・フライ級王者ドニー・ニエテス(フィリピン)への挑戦は失敗。以来、世界戦のチャンスには恵まれず、クラスを上げながら15連勝をマークして今回のチャンスをつかんだ。

写真=志成ジム提供

 キャリア豊富なロドリゲス(34勝24KO4敗1分)は32歳の王者、井岡(26勝15KO2敗)の印象を問われ、「尊敬するチャンピオン」と敬意を表しながらも「カウンターは非常にうまいと思うけど私からすれば普通。スピードもいたって普通」と涼しい顔で表現した。

 今回の試合に向けて標高3500メートルのオトミで1ヶ月の高地トレーニングを積み、井岡の攻略方法を練り上げてきたロドリゲス。およそ6年ぶりとなる世界戦を前に「ここにいたるまでに長い時間があって、今回が最後のチャンスだととらえている。この機会を絶対に逃さない。死んでもいいくらいの気持ちで戦う」と言葉に力を込めた。

10.14元日本王者の佐川遼が再起戦 前座でレジェンド輪島功一氏の孫がデビュー

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 三迫ジムが27日、10月14日後楽園ホールで開催する「FUJI BOXING ダイヤモンドグローブ」の概要を発表した。メインの58キロ契約8回戦で前日本フェザー級王者の佐川遼(三迫=写真)が王座陥落からの復帰戦を行う。

 佐川(27=10勝5KO2敗)は今年2月、丸田陽七太(森岡)に7回TKO負けで3度目の防衛に失敗、王座から陥落した。10月14日は小坂烈(23=10勝4KO6敗)と拳を交える。

 セミは日本S・フェザー級最強挑戦者決定戦で、同級1位の中川兼玄(三迫)が同2位の長谷川慎之介(ワールドS)と日本タイトル挑戦権をかけて争う。現在の日本同級王者は坂晃典(仲里)。

 また、前座では元世界J・ミドル級王者“炎の男”輪島功一さんの孫、磯谷大心(輪島功一S)がデビュー戦。68.5キロ契約4回戦で、対戦相手は同じくデビュー戦の羽賀彬光(DANGAN越谷)。

11.12日本バンタム級再戦決定 澤田×定常 第1戦は2回負傷ドロー

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 1位澤田京介(JBS)-2位定常育郎(T&T)の日本バンタム級再戦が、11月12日の後楽園ホールにセットされた。28日に主催のDANGANが発表した。当日は「DANGAN245」のメインイベントとして行われる。

7月の試合、澤田(右)と定常は負傷ドローに終わった

 このカードは7月26日に行われ、澤田が先制のダウンを奪いながらも、バッティングで生じた互いの傷が深く2回負傷ドローで終わった。そもそも日本バンタム級戦自体が2年ぶりの開催だったため、この結末には誰もがあ然となった。

 澤田と定常ともに眉間に傷を負ったが、その回復を見越して11月に決着の舞台が設けられた。澤田と定常はもちろんのこと、ファンも「今度こそ」の思いは強いに違いない。


Rodriguez says he will never miss his challenge to Ioka’s WBO super flyweight title

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World Boxing Organization second-ranked super flyweight Francisco Rodriguez Jr. of Mexico is brimming with confidence as he is ‘’very well prepared’’ for his challenge to champion Kazuto Ioka of Shisei Boxing Gym for the latter’s title on Sept. 1 in Tokyo.

The 29-year-old Rodriguez, who came to Japan on Aug 16 and was isolated for four days at a hotel before being allowed to do training at a gym. He is now doing a final adjustment for the fight.

Speaking at a press conference held online on Aug. 28, Rodriguez said, ‘’He (Ioka) is a champion I admire.’’ But he hastened to add Ioka’s counterpunch is not so bad but is ordinary by my standards in terms of speed and other points.’’

While Rodriguez beat Katsunari Takayama of Neyagawa Ishida Boxing Gym in August 2014 to retain his WBO minimumweight title for the first time and moved up in weight to light flyweight, he failed in his challenge to then WBO light flyweight kingpin Donnie Nietes of the Philippines in May 2015.

Since then, he has had no chances to take a crack at a world title although he has made it 15 consecutive wins. Referring to his first world title match in more than six years, Rodriguez said, ‘’I have come a long way in the course of my career and consider this challenge is my last chance. I will never miss this opportunity even if it costs me my life.’’

Before coming to Japan, he had engaged in training at high altitude in Otomi in the northern part of the State of Mexico, whose altitude is 3,500 meters (about 11,483 ft), for about a month to prepare for the fight with Ioka.

The scheduled 12-rounder will take place at Tokyo’s Ota-City General Gymnasium behind closed doors.
The 32-year-old Ioka, who has won world titles in four different weight divisions as the only Japanese to do so, has a 26-2 win-loss tally with 15 KOs. Rodriguez has a record of 34 wins, including 24 knockouts, against four losses and a draw.

The Tokyo Broadcasting System Television (TBS) will televise the scheduled 12-rounder nationwide from 9 p.m. (Photos by Shisei gym)

デービスがWBA・S・フェザー級スーパー王座返上 今後はライト級かS・ライト級

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 WBA・S・フェザー級スーパー王者のジェルボンテ・デービス(米=写真)が同王座を返上する。ボクシングシーン、ESPNがヒルベルト・メンドサWBA会長の話として報じた。

 WBAは先日、かねて批判を受けてきたチャンピオン乱発を改革し、暫定王者を廃止するなどチャンピオンを“整理”する方針を表明。S・フェザー級に関しては、正規王者ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)と暫定王者クリス・コルバート(米)の試合をオーダーし、この勝者を唯一の王者に認定すると発表していた。デービスの返上はこれに伴うもの。

 デービスはライト級とS・ライト級で正規王者に認定されており、ESPNによると、WBAは年末に予定される次戦まで両タイトルを保持することをデービスに認め、次戦終了後にどちらかのタイトルを返上し、保持する王座を一つに絞るよう求めている。

 中量級で評価の高いデービス(25勝24KO無敗)がライト級とS・ライト級のどちらを選択するかは現時点で不明。統一王者テオフィモ・ロペス(米)、WBC王者デビン・ヘイニー(米)、元WBC暫定王者ライアン・ガルシア(米)らがひしめくライト級を選択するのか、ジョシュ・テイラー(英)が4冠を保持するS・ライト級を主戦場とするのか、注目が集まる。Photo by SUMIO YAMADA

愛媛2つ目のプロジム、升田ジムが初のプロテスト7人受験 6人合格

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 29日、大阪市東成区のグリーンツダジムで行われたJBC関西事務局のプロテスト(23人受験)で今年2 月にプロ加盟した愛媛県松山市の升田ジムから7人が受験、6人が合格を果たした。

大量受験の升田ジム勢、前列右から2人目が升田会長

 升田ジムは元OPBF・L・フライ級王者の升田貴久さん(42)が16年に松山市鴨川1の釣り具販売店2階にアマジムを開き、今年2月に愛媛ではフォーラムスポーツジムに続くプロジムとなった。

 中学生からボクシングを始めた升田さんは新田高校1年の時にテレビで見た世界王者、山口圭司にあこがれて高校を中退してグリーンツダジムに入門。愛媛県新居浜市出身の三迫仁志氏(故人)が会長を務める三迫ジムに移籍して頭角を現し、05年にOPBF・L・フライ級王座に就いた。09年8月、タイでWBC世界フライ級暫定王者に挑むも敗れて、20勝5KO9敗3分で引退、三迫ジムでトレーナーを務めた。

テストでスパーリングをする村上(右)

 この日はジムで指導する16歳の高校生や32歳の元プロ選手をはじめ、理学療法士の女子選手、村上歩稔(あゆみ=26)ら7人が受験した。村上さんは近畿大ボクシング部出身の柳井妃奈実(真正)に相手を務めてもらい、懸命に右ストレートを打ち込み、テストをパスした。

 升田会長は「打たれない選手を育てていきたい。ただ、地方のジムなので、倒しに行くボクシングも教えていきます」と愛弟子の誕生に抱負を語った。

10.15女子世界アトム級戦 王者の岩川美花と鈴木菜々江がダイレクトリマッチ

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 DANGANは30日、10月15日に後楽園ホールで開催する「VICTORIA.7」のカードを発表。メインでWBO女子世界アトム級王者の岩川美花(姫路木下)が挑戦者の鈴木菜々江(シュウ)を迎えて2度目の防衛戦を行うことになった。

昨年9月の対戦は小差で岩川(右)が勝利

 18年7月に世界王者となった岩川(38=10勝3KO5敗1分)は昨年9月、日本王者だった鈴木(29=10勝1KO4敗1分)の挑戦を受けて2-1判定勝ち。判定が小差だったこともあり、ダイレクトリマッチで決着をつけることになった。

 セミでは元WBO女子世界ミニマム級王者の江畑佳代子(45=ワタナベ)が引退試合を行う。48.3キロ契約8回戦で相手を務めるのは元WBO女子世界アトム級王者の“鉄人”池山直(51=フュチュール)。

WBO women’s atomweight champ Iwakawa to defend title against Suzuki again on Oct. 15

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World Boxing Organization women’s atomweight champion Mika Iwakawa of Himeji-Kinoshita Boxing Gym will defend her title against Nanae Suzuki of Shu Boxing Gym on Oct. 15 at Tokyo’s Korakuen Hall for her second defense of the title she won in 2018, it was learned on Aug. 30.

It was their second head-to-head competition since their first match-up in September last year ended in Iwakawa’s split decision win, and the parties concerned agreed to have them fight again.

The 38-year-old Iwakawa has a record of 10 wins, including three knockouts, against five losses and a draw, while the 29-year-old Suzuki, has a 10-4-1 win-loss-draw tally with one KO.

In the main undercard, former WBO women’s minimumweight champion Kayoko Ebata of Watanabe Boxing Gym, will face former WBO atomweight ruler Nao Ikeyama of Futur Boxing Gym in an eight-round bout, regarded as Ebata’s retirement match. Ikeyama will turn 52 on Sept. 18.

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