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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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“2世ボクサー”日本フライ級2位の畑中建人は判定勝ち 富士市の前座から

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 ふじさんめっせのセミのフライ級8回戦には、元世界王者畑中清詞さんの息子で日本2位にランクされる畑中建人(畑中)が登場。ノーランクの須藤大介(三迫)に3-0判定勝ちを飾り、これで12勝9KOと不敗を維持した。

畑中(右)の右で須藤のマウスピースが飛んだ

 畑中にとって1年7ヵ月ぶりとなる試合だったが、会心にはほど遠い出来だった。小柄で「気持ちの強い相手」に対し、立ち上がりはまずまずだったが、次第に須藤の接近戦に巻き込まれ、苦戦を強いられるようになった。名古屋からバスを仕立てて応援にやってきた後援者の見守る中、倒したいという気持ちと、不用意に攻めて逆に倒される場面もちらついて中途半端に戦ってしまったと反省していた。

 スコアは78-74 79-73(2人)の3-0判定で畑中。父畑中清詞・畑中ジム会長との「親子世界チャンピオン」も期待されるが、その前に日本、もしくは東洋太平洋かWBOアジアパシフィック王座に挑戦の計画がある。

村地(左)と中村は三者三様のドロー

 この日のプログラムは「オール8回戦」で、残る3試合は、日本S・バンタム級5位の村地翼(駿河男子)が中村祐斗(市野)と三者三様の引き分け。バッティングで目を腫らして思わぬ苦戦を強いられた。アマから転向のライト級湯川成美(駿河男児)は初回のダウンを挽回して4回に粟田祐悟(KG大和)から3度のダウンを奪って逆転TKO勝ち。これで3勝2KO。第1試合のS・バンタム級8回戦は、木村天汰郎(駿河男児)が千場悟(蟹江)に3-0判定勝ちだった。

湯川は逆転TKO勝ち

11.12元OPBF王者・小浦翼vs.新鋭・重岡優大 WBOアジア・ミニマム級決定戦

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 11月12日後楽園ホールの「DANGAN245」で、現在空位のWBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦が行われることになった。同級2位の小浦翼(E&Jカシアス)と同級3位の重岡優大(ワタナベ)のカード。当日のメインは澤田京介(JBS)-定常育郎(T&T)の日本バンタム級再戦。

重岡優大(左)と小浦翼

 このミニマム級王座は、世界挑戦を模索している前チャンピオンの重岡銀次朗(ワタナベ)がV2後に返上した。後継王座の決定戦に出場する優大は、この銀次朗の兄である。

 優大(24)はアマチュアで5度の全国優勝を経験し(通算82勝10敗)、19年にプロ入りして3勝2KOの戦績。今年2月、堀川龍(三迫)を5回TKOに下して日本ユースL・フライ級王座を獲得したシャープなサウスポー。現在の世界ランキングはWBC14位。

 一方の小浦(26=15勝10KO1敗)は元OPBFチャンピオンの実力者だ。一時は世界上位につけて大舞台も期待されたが、19年3月にフィリピンのリト・ダンテに12回TKO負けで王座から転落。昨年2月にフィリピン選手に3回TKO勝ちした再起戦が最新の試合となる。現在の世界ランキングはWBC9位、IBF7位、WBO9位。

 小浦が唯一の黒星を喫したダンテに優大はプロ2戦目で判定勝ちしている。もっともこれは6回戦で、今度の対決に三段論法をそのまま当てはめるわけにもいくまい。

WBC・L・フライ級王者の寺地拳四朗が回復 矢吹正道とのV9戦は9.22に決定

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 延期となっていたWBC世界L・フライ級チャンピオン、寺地拳四朗(BMB)の9度目の防衛戦が9月22日に決まった。挑戦者はランキング1位の矢吹正道(緑)、場所は京都市体育館で変更なし。主催の真正ジムが6日発表した。

7月の発表会見から

 拳四朗×矢吹は当初9月10日にセットされたが、拳四朗の新型コロナウイルス感染が8月26日発覚し、興行の延期が発表された。拳四朗はその後、自宅療養期間をへてCTによる肺検査、血液検査などの精密検査をクリアした。

 真正ジムは「当該選手及び所属ジムと、本人の症状等の健康状態を考慮した上で協議をした結果、1日も早い段階での試合を希望しておりますので、世界タイトルマッチを延期開催させていただきます」と文書で発表した。

 拳四朗は関係者に謝罪と感謝の意を表した上で、「当日は全力で戦い、素晴らしいファイトをお見せします」と抱負を寄せた。なお、10日のチケットは購入済みの場合はそのまま22日に使用できる。

中谷潤人に挑むアコスタ 名将ディアス氏の下で調整 バルデス戦は挙行へ

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 今週金曜日10日(日本時間11日)米アリゾナ州ツーソンのカジノ・デル・ソルでWBOフライ級王者の中谷潤人(M.T)に挑戦する同級1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ=写真)が新トレーナーの下で最終調整を行っている。アコスタが弟子入りしたのはジョエル・ディアス氏。ボクシングシーン・ドットコムが伝えた。

 元WBO・L・フライ級王者のアコスタ(22勝21KO2敗)は前WBO女子フライ級王者アレリー・ムシーニョ(メキシコ)と結婚したのを機にムシーニョの父でトレーナーのフアン・ホセ・ムシーニョ氏に師事してメキシコ・モンテレーを拠点に生活していた。ところが7月、ムシーニョ氏が新型コロナウイルス感染症で死去(享年49)。2階級制覇を目指すにあたり新しい参謀役を探していた。

 アコスタは所属するミゲル・コット・プロモーションズと協議してディアス氏にコンタクト。以前、元世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリーらを指導し、現在S・バンタム級2団体統一王者のムロジョン・アフマダリエフらを受け持つディアス・トレーナーに指導を請い、中谷(21勝16KO無敗)に挑む。

 イベントのメインで予定されるWBC・S・フェザー級タイトルマッチは、王者オスカル・バルデス(メキシコ)から薬物検査で違反物質とされる利尿剤が検出されたが、現地コミッションに続きWBCが開催にゴーサインを出し、挑戦者ロブソン・コンセイサン(ブラジル)とのV1戦は行われる見通しが立っている。

WBC light flyweight champ Teraji’s title defense against Yabuki rescheduled for Sept. 22

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World Boxing Council light flyweight title match between undefeated champion Kenshiro Teraji of BMB Boxing Gym and top-ranked Masamichi Yabuki of Midori Boxing Gym, postponed earlier from the originally planned Sept. 10 as Teraji tested positive for COVID-19, was rescheduled for Sept. 22 following the recovery of the 29-year-old champion from the novel coronavirus infection, organizers said on Sept. 6.

According to Shinsei Boxing Gym which will promote the fight, the scheduled 12-rounder will be held at Kyoto City Gymnasium in Kyoto Prefecture, western Japan, as originally scheduled.

After the fight was put off, Teraji was recuperating at home after he was found to be infected with COVID-19 on Aug. 26, Teraji went through detailed examinations, including those of lungs by way of computed tomography scan, in addition to a blood test, and he has cleared the condition for the fight.

Shinsei gym certified in writing as it said, ‘’After consulting with the parties concerned and observing the boxer’s health conditions and the current state of affairs, we hope to stage the fight as early as possible.’’
Teraji also expressed his feeling in writing, ‘’I will hang on with all my might so that I can show a great fight.’’

As for the tickets for the event already sold, they can be used for the Sept. 22 fight.

The fight will be Teraji’s ninth defense of the title he won from Ganigan Lopez of Mexico in May 2017 and his first since decisioning Tetsuya Hisada of Harada Boxing Gym in April this year for his eighth title defense.

Teraji has 18 wins, including 10 KOs, while Yabuki, also 29, who will make his first crack at a world title, has a 12-3 win-loss record with 11 KOs.

マスク外し声出しでライセンス1ヶ月停止も ガイドライン違反の罰則強化

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 日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッションは7日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開催し、今後の興行のあり方とジム運営について話し合った。

 興行に関してはライセンス保持者のガイドライン違反が散見されると報告があった。これまでもガイドライン違反には厳罰で対応する方針だったが、違反がなくならないため、罰則の基準を具体的に明示していくことを確認した。

 検討されているのは、マスクを外して声を出す違反行為をしたライセンス保持者には1ヶ月のライセンス停止、場内係員の誘導に従わず、係員に暴言を吐くなどの行為は6ヶ月以上のライセンス停止などの処分。2つの事例はいずれもこれまでの興行であったものだ。

 観客の声援もなかなかなくならないのが現状だが、協議会としてはまず関係者がルールを守った上で客に対して理解を求めていく考え。今後はルールを徹底するために、プロモーターに協議会への参加を求めることも検討している。

 ほかにはジム内に新型コロナウイルス感染者が出た場合、隔離終了後にもPCR検査を実施すること、ジム内の密を避けるため予約アプリを導入して滞在時間を分散させることを推奨していくとした。

元日本バンタム級王者の大森将平が引退届け 2017年に世界挑戦

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 元日本バンタム級チャンピオンの大森将平(28=ウォズ、写真)が5日付けで日本ボクシングコミッションに引退届を提出した。

 高校の名門、南京都高(現京都廣学館高)出身のサウスポー大森は2011年4月にプロデビュー。持ち味のスピードと左強打を武器に無敗街道を突き進み、15年4月に益田健太郎から日本バンタム級タイトルを奪った。17年4月、マーロン・タパレス(フィリピン)とのWBOバンタム級挑戦者決定戦に敗れて初黒星を喫し、王座獲得はならなかった(タパレスは前日に計量失格)。

 再起して3連勝後の17年4月、タパレスと空位のWBOバンタム級王座決定戦を争ったものの11回TKO負け。その後は階級を上げたものの、OPBF・S・バンタム級王者の勅使河原弘晶(三迫)に敗退。20年12月、ノンタイトル戦で新鋭の西田凌佑(六島)に判定で敗れた試合が最後となった。戦績は25戦21勝16KO4敗。

WBOフライ級戦展望 中谷潤人は強打アコスタをどう料理するのか

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 WBOフライ級チャンピオン中谷潤人(M.T)が10日(日本時間11日)にようやく初防衛戦のリングに立つ。米国アリゾナ州ツーソンで、指名挑戦者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)と対決。メインのオスカル・バルデス(メキシコ)のドーピング問題のせいで興行の開催が危ぶまれ、中谷の試合もどうなることかとハラハラしたファンもいただろう。ぜひともここは中谷にメインを食う試合を期待したい。

王者の中谷(左)と挑戦者のアコスタ

 中谷(21勝16KO無敗)といえば、中学を卒業し15歳で単身ロサンゼルスに渡り修行。米国のリングではアマチュアの試合を数戦経験しているが、プロでは今回が初めて。心強いのは、これまでボクサー中谷を育ててくれたルディ・エルナンデス、岡辺大介らのトレーナー陣とロスで合流し、ツーソン入りするまでにしっかり調整に励んでいることだ。

 渡米までにも、岡辺トレーナーは7月末まで日本のM.Tジムで中谷の練習に付き合っていた。岡辺氏は中谷が「リング中央で戦える距離をつかみ、維持すること」をひとつのキーにあげ、理想的な勝利パターンをこう語っていた。

「潤人は接近戦も得意なので、アッパーを顔と腹にインサイドから叩けば有効なはず。アコスタが後半落ちてきたところで倒せれば最高です」

 アコスタについては2017年に日本で田中恒成(畑中)のL・フライ級王座に挑戦して判定負けしているから、記憶しているファンも多いだろう。その後田中が返上した王座を獲得し、3度の防衛はいずれもKO勝ちだった。

 19年6月、アコスタはエルウィン・ソト(メキシコ)に最終回ストップ負けで無冠に追われ、フライ級に転じた。最新の試合(今年3月)で自身初の判定勝ちを経験したが、S・フライ級の体重だったことも影響したかもしれない。

 22勝21KO2敗、KO率87.5パーセント――何といってもアコスタの特徴はそのパンチャーぶりで、フライ級であってもこれは警戒すべき点。中谷自身も承知している。「特にフック系、振ってくるパンチが強いので、そこはいかにじらすか。体の上からでも当てさせないように、意識して練習しています」という。

 そして、「パンチャーで運動神経もある選手。感覚で当たると思ったら振ってくるので、そういう距離にいないということ、集中力の要る試合になってくる」とチャンピオンは意識を高めている。

 もっとも、台頭時は「ウィルフレド・ゴメスの再来」と同じプエルトリコのKOキングになぞらえて騒がれたアコスタも、敗れた2試合でダウンを喫するなど打たれ強いという印象はない。サイズに恵まれたサウスポーの中谷がアコスタの決定打を外し、自分のペースにはめ込めば、快勝シーンも想像可能だ。

 試合の1ヵ月前に渡米して準備している中谷のコンディショニングにも期待できる。スリリングな展開の末に、中谷が望む「アメリカのファンにインパクトを与える」結末が見られるのでは――。試合は日本時間11日午前10時からWOWOWで生中継される。


JPBA/JBC to seek 1-month suspension of license for yelling seconds without masks

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Japan Pro Boxing Association and the Japan Boxing Commission jointly held a liaison council meeting against novel coronavirus on Sept. 7 that license holders who have been in violation of the guidelines during fights such as yelling out loudly by removing masks from their faces will be suspended from serving as corner men for one month and six months or more for those shouting abusive language to attendants in charge.

Hitherto those who have violated the guidelines used to fill out commitment forms not to repeat their conducts, the number of the violation has not decreased noticeably.

About spectators, while the number of those who shout for given boxers has not yet decreased remarkably. Both JPBA and JBC decided to apply the guideline to those concerned with the license holders first.

In this connection, the parties concerned are considering asking promoters to attend future council meetings.

元K-1王者の武居由樹 あすプロ2戦目「バチバチの試合になる」

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 あす9日後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル80」の計量が8日行われ、メインの54.5キロ6回戦に出場する元K-1王者の武居由樹(大橋)と対戦相手の竹田梓(高崎)がともに54.3キロで合格した。

計量後にオンラインで会見する武居

 3月のデビュー戦でKO勝ちした武居がプロ2戦目を迎える。この間は元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)、日本S・バンタム級6位の石井渡士也(REBOOT.IBA)、日本フェザー級1位の渡部大介(ワタナベ)らとスパーリングを重ね「ボクシング漬けで毎日レベルアップしている」とは本人の弁だ。

 具体的には「以前は蹴りにつなげるためにパンチを打っていた(のを変えた)」、「K-1のときはパンチを100%で打っていたけど、ボクシングはラウンドが長いので強弱を覚えた」、「力を抜いたり、コンビネーションのリズムを覚えた」。キックボクシングのスタイルからボクシング仕様に変えているのが今の武居の取り組みだと言えそうだ。

計量を終えた武居(左)と竹田=写真:大橋ジム提供

 対戦相手の竹田は5戦すべてKO勝ちのパンチャー。これが2年ぶりのリングとなるが、武居は「左も右もすごい強いパンチを持っている。リズムだったり距離感だったり打ち方だったりは僕と似ていると思う。バチバチのいい試合になると思う」と試合を予想。その上で「メインイベンターらしく倒して勝ちたいと思います」とKOを予告した。

 K-1時代は大会場での試合が多かったが、再び後楽園ホールでの試合が続き、「初心に返るというか、もう一度上に上がるという気持ちにさせてもらった」と現在の心境を語る。いずれ大会場でのタイトルマッチを目標でプロ2戦目に臨む。

8月の月間MVPは日本V7の吉野修一郎 敢闘賞はV1の古橋岳也

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 東日本ボクシング協会は8日、8月の月間三賞を発表した。月間最優秀選手にはライト級で日本、OPBF、WBOアジアパシフィックの3冠を保持する吉野修一郎(三迫)が選ばれた。

8月の月間MVPは吉野

 世界ランキングでWBO7位、IBF15位につける吉野は日本タイトルの7度目の防衛戦で挑戦者10位の仲里周磨(ナカザト)と対戦した。前半は新鋭の仲里に粘られたものの、パンチで相手に傷を負わせて6回TKO勝ち。第一人者としての実力を見せつけた。

初防衛で敢闘賞の古橋

 敢闘賞に選ばれたのは日本S・バンタム級王者の古橋岳也(川崎新田)。古橋はタイトル初アタックの花森成吾(JBS)を力でねじ伏せて3回TKO勝ち。初防衛を成功させた試合が評価された。

 新鋭賞は伊佐春輔(川崎新田)。伊佐は古橋の前座で高田勇仁(ライオンズ)と日本ユース・ミニマム級王座決定戦に挑み、2-1判定勝ちでタイトルを獲得した。

WBOフライ級王者の中谷潤人 あさってアメリカ第1戦「フライ級で名前売る」

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 WBO世界フライ級チャンピオンの中谷潤人(M.T)が8日(日本時間9日朝)、遠征先の米アリゾナ州ツーソンで日本メディアのオンライン取材に応じた。中谷は10日(同11日)、ランキング1位のアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)と初防衛戦を行う。

ツーソンからオンライン会見する中谷

 中谷は8月20日にロサンゼルス入り。スパーリングをこなすなど最後の追い込みを行い、今月7日に試合地ツーソンに移動した。中谷は「体重はあと1.5キロ。これ(取材)を終わって練習に入る。こっちにきてからの40分程度のランニングで2キロ落ちたので、今日の練習でアンダーに入ると思う」と順調な調整をアピールした。

 カジノデルソルの試合場は屋外リングで、現地は40度近い暑さと乾燥が続いているということだが、中谷は「暑さはありますけど乾燥はロサンゼルスと変わらない。(屋外での試合は)アマチュアの時アメリカで経験している。ここまできたらどうしようもないんで対応するだけです」と頼もしい言葉を口にした。

 挑戦者のアコスタは元WBO・L・フライ級王者の指名挑戦者で、その強打は決して侮れない。中谷は「パンチ強いですし、しっかり振ってくる選手なので、自分の距離、遠い距離でずっと試合を作っていけけたらと思う」と話したが、もちろん近距離でのファイトも想定していることだろう。その上で「フライ級でしっかり名前を売るための第一歩の大切な試合になると思っている」と今後のアメリカ進出も見据えて気持ちを引き締めた。

 試合が近づいて続々とチームのメンバーが合流し、前日には家族が駆けつけ、マッサージをしてもらったり、計量後に食べるうなぎを届けてもらったりした。気候や屋外試合など不安要素はあるが、持ち前のスピードで距離を自在に操り、アメリカのファンにその実力をアピールしようとしている。

Undefeated Nakatani slightly favored in WBO flyweight title match in U.S.

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Undefeated World Boxing Organization flyweight champion Junto Nakatani of M.T Boxing Gym is regarded as a slight favorite in his first defense of the title against top-ranked Angel Acosta of Puerto Rico on Sept. 10 (Sept. 11 Japan time) in the United States.

The 23-year-old Nakatani, who captured the vacant title by knocking out Giemel Magramo of the Philippines in the eighth round in Tokyo, will put his title on the line against the 30-year-old Acosta in Tucson in the State of Arizona, southern part of the U.S. near Mexico, and has been well prepared for the fight as he entered the U.S. on Aug. 10.

Southpaw Nakatani had trained well in Los Angeles under the guidance of veteran American trainer Rudy Hernandez and his mentor-cum-trainer Daisuke Okabe who lives in the U.S. before moving on to Tucson.

Okabe said, ‘’Nakatani should find himself in the middle of the ring and keep that way.’’ Okabe added, ‘’Junto (Nakatani) is also good at fight at close range, if he can land uppercuts to the head and body inside, that would be effective. If and when Acosta’s stamina runs out during the latter part of the 12-round fight, Junto has a good chance of decking him.’’

Acosta unsuccessfully challenged then WBO light flyweight champion Kosei Tanaka of Hatanaka Boxing Gym in My 2017. While Acosta captured the title after Tanaka relinquished the title and retained the crown three times, all by KO.

But Acosta lost the title in his fourth title defense against Elwin Soto of Mexico with a technical knockout in June 2019. He then moved up to flyweight.

After returning to the ring in October that year, Acosta pounded out a decision victory in March this year in his most recent bout. It was his first decision victory, and some experts said he had to go the distance because he fought in the super flyweight division.

What is amazing is Acosta’s knockout percentage is 87.5 percent as he boasts 21 KOs out of 22 wins against two losses and as many draws.

Nakatani has to be careful about his hard-hitting punches even at flyweight as he said, ‘’Acosta has strong hooks and I have to be careful about not being hit any part of my body by fending off the punches.
All in all, much bigger Nakatani has a good chance of achieving a knockout if he can avoid Acosta’s Sunday punches considering the fact that Acosta is not a type of boxer who can take a punch. Nakatani has 21 straight wins, including 16 KOs.

‘’I hope to show the kind of impressive fight American fans want to see,’’ Nakatani added.

尾川堅一のIBF・S・フェザー級王座決定戦 対戦相手がフジレに変更

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 IBF・S・フェザー級3位にランクされる尾川堅一(帝拳=写真)のIBF同級王座決定戦の相手がランク1位のシャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)からアジンガ・フジレ(南アフリカ)に変更となった。帝拳ジムが伝えた。

 尾川(25勝18KO1敗1分1無効試合)はもともと8月20日、中東ドバイでラヒモフと王座決定戦というスケジュールが組まれたものの、ラヒモフが負傷して試合は延期と発表された。さらにラヒモフが復帰するまでに時間がかかる見通しとなったため、尾川はフジレ陣営と交渉することになった。

 フジレ(15勝9KO1敗)は19年7月6日、後楽園ホールで尾川とIBF同級挑戦者決定戦が組まれながら、フジレ側の事情によりキャンセルになった経緯がある。尾川とフジレの王座決定戦の日程、会場はまだ発表されていない。

元K-1王者の武居由樹 プロ2戦目も豪快TKO勝ち 5戦全KO勝ち竹田を圧倒

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「第80回フェニックスバトル」が9日、後楽園ホールで開催され、メインの54.5キロ6回戦は、元K-1王者の武居由樹(大橋)がデビューから5連続KO勝利の竹田梓(高崎)に1回2分57秒TKO勝ち。デビュー2連勝を飾った。試合の模様は12日(日)深夜1時55分からフジテレビ(関東ローカル)で放送される。

 K-1チャンピオンからボクシングに転向した注目を浴びる武居は2戦目でメインを任された。サウスポーの武居はスタートから落ち着きつつもしっかり手を出していった。左を打ち込むと、竹田もすかさず打ち終わりに左を合わせ、緊迫した立ち上がりとなった。

 しかし武居はジャブを突きながら、左を上下に散らして余裕を見せる。ラウンド終盤、左ボディアッパーから右フックを返すと竹田が前のめりにダウン。竹田は何とか立ち上がったもののフラついて、主審が試合をストップした。

武居の話「竹田選手は5戦5勝5KOでもらったらヤバイと思っていた。緊張感のある中で倒せて良かったです。ボクシングっぽいスタイルを目指して、ジャブをついてその中で当たるかなと思った。タイミングよく当てられたのかと思う。次から8回戦になるので、強い選手とやって勝っていきたい」

◇69.0キロ8回戦
安達陸虎(大橋)[2-0(78-74、77-75、76-76)]近藤哲哉(横田S)
 日本級ウェルター級13位の安達は3月の日本ユース・ウェルター級王座戦で小畑武尊(ダッシュ東保)に初回TKO負けして以来の再起戦。上背のある安達がジャブを突きながら距離を取り、近藤がプレスをかけて安達に迫った。試合は安達がスピードと手数で上回りながらも、近藤のパワフルなジャブで安達の頭が跳ね上がるシーンもあって気の抜けない展開となった。

安達(右)はジム移籍初勝利を挙げた

 安達はなかなか近藤を突き放せなかったが、7回に右アッパーを決め、8回にはコンビネーションで攻めて締めくくった。大橋ジム移籍2戦目で初勝利の安達は15勝11KO3敗。近藤は6勝4KO4敗。安達は「内容はホンマにダメダメですけど、前回移籍初戦で負けたので今日はとにかく
勝たなあかんかった。プレッシャーで寝られなかったけど、明日から寝られそうです」。

◇フライ級6回戦
田口健太(セレス)[3-0(59-55×2、58-56)]白鳥光芳(T&T)
 初回は田口が前に出てボディ攻撃を機能させると、サウスポー白鳥はジャブ、左を打ち込みながら、2回にボディ打ちをやり返す。互いの距離を詰めてパンチを交換する熱戦は、馬力で勝る田口が前に出続け、ボディ打ちで勝利を手にした。田口は6勝1KO9敗1分。白鳥は5勝3KO7敗2分。

 また、S・ミドル級4回戦でデビューした京都パープルサンガなどでプレーした元Jリーガーのダン・ディ・ディリンジャー(大橋=ハウバート・ダン)が同じくデビュー戦の伊藤和磨(石神井S)に判定勝ちを収めた。

◇S・ミドル級4回戦
ダン・ディー・ディリンジャー(大橋)[3-0(40-36×3)]伊藤和磨(石神井S)

◇54.5キロ4回戦
原翔太(高崎)[2-0(39-37×2、38-38)]渡辺和幸(上滝)

◇女子S・バンタム級4回戦
伊藤沙莉(花形)[TKO1回40秒]山下奈々(REBOOT.IBA)


Ogawa’s foe for vacant IBF super featherweight crown changes to Fujile from Rakhimov

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The opponent of International Boxing Federation’s third-ranked super featherweight Kenichi Ogawa of Teiken Boxing Gym for the vacant IBF title has changed to second-ranked Azinga Fujile of South Africa from the originally planned top-ranked Shavkatdzhon Rakhimov of Tajikistan, Teiken Boxing Gym said on Sept. 9.

According to the gym, while the fight with Rakhimov had been originally planned to be held on Aug. 20 in Dubai of the United Arab Emirates (UAE), it was later postponed due to Rakhomov’s injury.
But the current state of affairs of Rakhimov does not allow him to return to the ring at an early date, which is why the gym has chosen Fujile for the title fight.

The exact date and place for the fight with the 25-year-old Fujile have not yet been announced.
The 33-year-old Ogawa has a record of 25 wins, including 18 knockouts, against a loss and a draw with one no contest, while the left-handed Fujile has a 15-1 win-loss tally with nine KOs.

Ex-K-1 super bantamweight champ Takei scores 2nd straight TKO win in six-rounder

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Yoshiki Takei of Ohashi Boxing Gym, the winner of a former K-1 super bantamweight grand prix, stopped Azusa Takeda of Takasaki Boxing Gym in the first round of a scheduled six-rounder on Sept. 9 at Tokyo’s Korakuen Hall.

The technical knockout of the super bantamweight fight came 2 minutes and 57 seconds into the opening round when left-handed Takei sent his opponent to the canvas face first with a left hook to the body followed by a right hook to the head.

While Takeda struggled to his feet, he was reeling along the ring, prompting the referee to call off the fight.

It was Takei’s second straight first-round KO victory. He made a professional debut in March this year.
After the fight, Takei said, ‘’Since Mr. Takeda had five KOs in as many bouts going into the fight, I was a little bit nervous but am happy that I was able to deck him. I hope to continue to beat stronger opponents from now on.’’

あす中谷潤人アメリカ初陣 WBOフライ級V1戦 メインでバルデスが五輪金と防衛戦

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 あす10日(日本時間11日)米アリゾナ州ツーソンで開催されるトップランク興行の計量が9日、現地で行われ、WBOフライ級王座の初防衛戦に臨む中谷潤人(M.T)は111.4ポンド(50.53キロ)、挑戦者の元WBO・L・フライ級王者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)がリミットの112ポンド(50.80キロ)で合格した。

中谷(左)とアコスタ。身長では王者が大きく上回る

 昨年11月、ジーメル・マグラモ(フィリピン)との王座決定戦に勝利して戴冠した中谷(23=21勝16KO)がアメリカで初防衛戦を迎える。中学卒業後、単身渡米してアメリカ修行に励み、キャリアをスタートさせた中谷にとってアメリカはあこがれのリング。強打のアコスタ(30=22勝21KO2敗)を相手にいいパフォーマンスをして、現地のファンと関係者に実力をアピールしようと燃えている。

 オッズメーカーのオッズを見てみると、中谷の勝利が1.16倍、アコスタの勝利が4倍(ウイリアムヒル)で中谷が大きく有利と出ている。

こちらはバルデス(左)とコンセイサン

 メインでは2階級制覇王者オスカル・バルデス(メキシコ)がWBC・S・フェザー級王座の初防衛戦。バルデスはリミットの130ポンド(58.96キロ)、挑戦者のロブソン・コンセイサン(ブラジル)は129.6ポンド(58.78キロ)であすの試合に進んだ。

 2月にミゲル・ベルチェルト(メキシコ)からタイトルを奪ったバルデス(30=29勝23KO)は試合前のドーピング検査で禁止薬物の利尿剤が検出された。これに対して現地コミッションとWBCがゴーサインを出し、批判もある中で試合は開催される。世界初挑戦のコンセイサン(32=16勝8KO)はリオデジャネイロ五輪金メダリスト。Photos by Mikey Williams / TopRank

IBF6位の平岡アンディ、OPBFバンタム級王者の中嶋一輝が丹沢合宿

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 IBF・S・ライト級6位の平岡アンディ、OPBFバンタム級王者の中嶋一輝(ともに大橋)がジムメイトの松本圭佑、豊嶋海優と10日から丹沢合宿。走り込みの模様が大橋ジムから届いた。

 両選手と豊嶋は10月19日の後楽園ホール「第81回フェニックスバトル」に出場。平岡(16勝12KO)は日本とWBOアジアパシフィックのS・ライト級王座をかけて、強打の佐々木尽(八王子中屋=11勝10KO)と王座決定戦を行う。無敗ホープによる注目の中量級対決だ。

左から平岡、松本、中嶋、豊嶋

 中嶋(10勝8KO1分)は同じリングで元OPBF同級王者の栗原慶太(一力=15勝13KO6敗)と初防衛戦を行う。こちらも興味深い強打者対決であり、平岡と中嶋はキャリアの節目となりそうな大一番に向けて合宿を張っているということだ。

 元東洋大主将の豊嶋は同日、堀井翔平(トコナメ)を相手にプロデビュー戦に挑む。試合はS・フライ級6回戦。イベントの模様はひかりTV&&dTVチャンネルで生中継される。写真=大橋ジム提供

Nakatani, Acosta clear weigh-ins for WBO flyweight title match in Arizona

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Undefeated World Boxing Organization flyweight champion Junto Nakatani of M.T Boxing Gym tipped the scales at 50.53 kg (111.4 lb) while top-ranked Angel Acosta of Puerto Rico weighed in at the class limit of 50.80kg (112 lb) in preparation for Nakatani’s Sept. 10 (11 Japan times) title defense in Tucson in the State of Arizona, southeastern part of the U.S.

It will be the 23-year-old Nakatani’s first defense of the title he captured by knocking out Giemel Magramo of the Philippines last November in Tokyo.

The scheduled 12-rounder will be held at Tucson’s Casino Del Sol.
Nakatani has 21 straight wins, including 16 KOs, while the 30-year-old Acosta, a former WBO light flyweight champion, has a 22-2 win-loss record with 21 KOs. Photo by M.T Boxing Gym

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