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日本プロボクシング協会(小林昭司協会長)は8日に都内で理事会を開き、体重超過問題について「事前計量」を導入する方向で調整に入ることが全会一致で決議された。
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対象となるのはタイトルマッチおよびタイトルマッチに準ずる試合で、具体的な実施方法を今後話し合っていく。WBCがタイトル戦で実施している30日前・14日前の予備計量などをモデルとする案があるという。
セレス小林協会長によると、頻発する計量失格の防止とともに、健康管理面も含めた判断。減量についての勉強会についても言及した。継続的に協議し、12月のJPBA理事会で正式決定すれば来年からの導入もあるという。
「やり方についてはこれからです」と小林協会長。事前計量は定められた日にリミット+数パーセント以内の上限を設けて行われるが、近年は水抜き減量で落とすボクサーも増えており、反響がありそうだ。