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現地時間5日、英国リバプールのM&Sバンク・アリーナ(旧エコー・アリーナ)で開催されるWBAフェザー級タイトルマッチの計量が4日行われ、王者ニック・ボール(英)が125.1ポンド(56.74キロ)、挑戦者13位ロニー・リオス(米)が125.6ポンド(56.97キロ)をマーク。リミットの126ポンドに合格した。
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ボール(20勝11KO1分無敗=27)は今年3月、WBC王者レイ・バルガス(メキシコ)に挑み2度ダウンを奪いながらドローに終わった。しかしその3ヵ月後にWBA王者レイムンド・フォード(米)に挑戦。2-1判定勝利で戴冠し、明日が初防衛戦になる。身長の低さをアグレッシブな戦法でカバーし、押しの強さに定評がある。
リオス(34勝17KO4敗=34)はスーパーバンタム級でバルガスに挑戦して判明負け。その後地域王座を獲得して上位に踏みとどまったが、WBA王者ムロジョン・アフマダリエフにも最終回TKOで敗退した選手。ボディー打ちが武器でアウェーでアップセットを目指す。ウェルター級ランカーのアレクシス・ロチャは実弟。
オッズは16-1でボール、リオスは9.2倍と大きく王者有利と出ている。